琉球スピリット(わたしは王の著者)

Amazonで3ヶ月連続 独占1位を記録した。 『わたしは王』(ヒカルランド出版)の著者 金城光夫のブログです。 沖縄のユタや神人(カミンチュ)と深い繋がりがあり、30年前から精神世界に目覚めました。 2018年の10月に『わたしは王』を出版し、全国から呼ばれてセミナーや講演会、個人セッションで出張するようになりました。 現在は石垣島に移住し、新しいコミニティーの基礎作りをしています。







〜内面の真力〜

さて、こここらは今までの内容を踏まえた上で話を進めていきます。

今までは、どこかで聞いたような、似たような内容が多かったと思います。
引き寄せの法則を知っている人なら、同じ事だと思っているかもしれませんね。

しかし、決定的に引き寄せの法則と違う点があります。
それは、引き寄せないということです。
物理的に何かを引き寄せるのは不可能なのです。

それは、超能力を使って、物を自分の方へと引き寄せようとしているのと同じです。
そんな能力を訓練するよりも、自分が動いて掴んだ方が早いのです。

超能力に憧れるのは邪魔しませんが、目的が欲しい物を手に入れることなら、働いて貯金して物理的に購入した方が早いのです。

目的が、欲しい物を手に入れる事ではなくて、超能力を身につけることならば、引き寄せるのは何でもいいと言う事ですので、まずは簡単な事から訓練したらいいと思います。

しかし、僕が伝えている「宇宙のオーダーシステム」とは、自分が欲しい物をオーダーして引き寄せるためのシステムではありません。

自分が喜ぶ事をオーダーすることで、まるで宇宙が届けてくれたかのように、喜ぶ事が押し寄せてくるのですが、それは喜びを引き寄せた訳ではありません。

宇宙にオーダーすることで、自分が喜ぶ事が押し寄せてくる世界へとパラレルシフトするというのが、システムなのです。

ですから、自分の欲しい物を引き寄せる事ができる訳ではないのです。
もう一度言います。
何も引き寄せないのが、宇宙のオーダーシステムなのです。

これが理解できたなら、もの凄い事になるのですが、なかなか理解までは到達できないと思います。
なぜなら、まだ我々人類はパラレルシフトということに慣れていないからです。

頭では納得したとしても、日常に戻るとまた通常通りの無意識の習慣で考え、行動してしまいます。

これは、頭で完全に理解するのは不可能です。
感覚が違うからです。

「あぁ、本当にそうなんだ」

と、何度も経験することで身につくのです。

よく、世の中では、外側の現象は自分の内側の投影であると言われています。
何度も聞いた事がある言葉ではないでしょうか?

でも、あんまり実感がが湧かないのが実情ではないでしょうか?

それはどうしても、物理的な生の現実の方がリアルに感じてしまうので、内側の投影ではなく、自分とは関係なく現象が起こっているように感じられるからです。

ですから、経験した人がどんなに言葉を並べても、身をもって実感することはできないのです。

コーラを飲んだ事がない種族があるとして、その人たちにコーラを説明しても、誰も実感しないと思いませんか?

「シュワシュワしていて、甘くて、飲むとスッキリ爽快で、喉越しよい飲み物ですよ」

と巧みに説明しても、絶対に伝わらないと思いませんか?
そんな言葉を並べるよりも、実物を飲ませた方が早いのです。

この本で書かれていることは、コーラを飲んだ事がない人にこと細かく説明しているようなものです。
絶対に理解するのは不可能なのです。

つまり、ただ読むだけでは一生理解できないということです。
自分が感じるまで実践してみてくださいね。

僕は完全に上手くいっているわけではありません。
どんなに上手くいっていても、気が緩むとすぐに元に戻ってしまうのです。

どんなに内側の投影だと理解していても、どうしても外側の現象を何とかしようとしてしまいます。

特にお金のこととなると、すぐに外側の出来事に対する対処法を考え、悩んでしまうのです。

しかし、何度も経験すると

「あぁ、本当に内側次第なんだなぁ」

と、強く思うようになります。

本当に1秒で世界が変わるのです。

しかし、それを期待すると、また元の世界に戻ってしまいます。
毎秒ごとにパラレルシフトするので、かなり忙しいときもあります。

内側の投影というと、皆さんはすぐに自分がイメージした事が外側の現象として現れると思ってしまうのではないでしょうか?

頭はどうしても単純に考えてしまうからです。
しかし、内側の投影とは考えた事が投影されるわけではありません。

内側の素粒子が影響するのです。
喜びの素粒子が宇宙にオーダーされて、自分が喜ぶことが押し寄せてくる世界へとシフトするのです。

物理的に目の前の現象を変えようとすると何年もかかるかもしれませんが、パラレルシフトすると1秒で切り替わるのです。

しかし、その喜びは自分が考えた事とは限りません。
僕はタワマンに住めたらいいなぁという喜びを内側から放出していましたが、タワマンに住めたわけではありません。

タワマンに住めたらいいなぁというのは、喜びを放出するための手段です。
実際にパラレルシフトして押し寄せてきたのは、出版社から本を出版するという喜びでした。

人は本当の自分の喜びを知らないのです。
しかし、宇宙はあなたの喜びをあなた以上に知っていますので、あなたの考えが投影されるのではなくて、あなたの喜びが投影されるのです。

とはいえ、やはり現実的に考えるとどうしても信じられないかもしれませんね。
ですから、無理して信じる必要はありません。
無理して信じようとすると、信じることでパラレルシフト出来ると期待してしまうからです。

自分に正直に、疑いから入ってもいいのです。

「どうしても信じられない」

と思うなら信じなくてもいいのです。

「でも、本当にパラレルシフトできたら凄いなぁ」

と思えるなら凄い発展です。

もしも、本当にパラレルシフトできるのなら、あなたはどんな世界にシフトしたいですか?

これを考えることはとても有益なことです。
何度も言いますが、考えた事が投影される訳ではありません。
考える事で出る内側の喜びが外側の現象として現れるのです。

本当か嘘かを考えても永遠に分かることはありません。
やってみないと分からないからです。

タダでできることですので、やってみる価値はあると思います。

絶対にパラレルシフトできると信じてやるのではなく、そんなのは信じられないけど、試しにやってみよう。というような軽いノリの方がいいのです。
 
もしも、パラレルシフトするとしたら?

単純に今よりも良い世界の方がいいですよね。
どうせなら、最高のバージョンの方がいいと思いませんか?

あなたにとっての最高のバージョンとはどんな世界ですか?
考えきれるくらいの最高のバージョンの世界をイメージしてください。

できるだけ、あり得ないと思えるくらいの最高のバージョンをイメージした方が上手く行きやすいです。
なぜなら、絶対に無理だろと思うことなら期待になることは無いからです。

月に事務所を構えたいと思っても絶対に無理だと決まっているので期待になることはありません。
あまりにも馬鹿げた発想に笑いが出てきます。

それくらいふざけた方が何の期待もなく軽い素粒子になるのです。

次回は、日常的に活用する具体例を紹介します。

〜真夜中の訪問者〜






〜叶う世界と叶えたい世界〜

あなたのパラレルワールドの一つに、何でも叶う世界があります。
そして、何も叶わない世界もあります。
あなたはどの世界がいいですか?

叶う世界では、自分が何気なく思った事がドンドン叶う世界です。
しかし、叶わない世界では、どんなに叶えたいと思っても叶いません。

パラレルワールドには、いく種類もの世界がありますので、100%叶う世界もあれば、80%叶う世界もあります。
また、20%しか叶わない世界もあります。

ここでは、大まかに二つに分けて考えます。
叶う世界と叶えたい世界です。

叶う世界では、叶えたいと思わなくても何気なくいいなぁと思ったことがドンドン叶う世界です。

しかし、叶えたい世界では、いろんな叶えたい事が沢山あり、常に叶えたいと思っていますので、思った通り、叶えたいという状況が続く世界です。

叶えたいというのは、叶っていないと思っているので、思った通り、叶っていない現実が叶うのです。

叶う世界では、叶えたいと思わなくても叶うので、叶えたいとは思いません。

また、叶うとも思っていません。
ここが勘違いする要因なのですが、叶う世界では、叶うとも思っていないのです。
なぜなら叶うからです。

レストランでオーダーしても、わざわざその料理がくると思う必要はありません。
なぜなら100%くるからです。

宇宙にオーダーしたなら、間違いなく叶うので、叶うと思う必要もないのです。

叶う世界に住んでいる人は、宇宙のオーダーシステムを知らなくても自然と宇宙にオーダーしているので、次から次へと自分が喜ぶ出来事が押し寄せてくるのです。

叶えたい世界の人は常に夢や希望を探して求めています。
求めることで望みが叶うと勘違いしているのです。

夢を叶えたいと思っている人は、いつまでも夢を叶えたいという現実が続きます。
夢を叶えたいというオーダーが宇宙に届くからです。

世の中には、夢を叶えた人が沢山います。
その人たちは、夢に向かって精一杯に努力をしてきた人たちです。

夢を叶えたいと思ったから夢を叶える事ができたのではないか?

と思うかもしれませんが、その人たちは夢を叶えたいと思ったから夢を叶えたわけではありません。

えっ?

意味が分かりませんよね。

夢を叶えたいたから努力したんじゃないのか?

と思いますよね。
でもよく考えてください。
精一杯努力している人は、夢を叶えたいと思う暇もありません。

ただ、夢のために精一杯努力しているだけで、気がついたら夢が叶っているのです。

僕は本を出版するのが夢でしたが、叶えたいと思ったことはありません。
でも本を書くのが好きで、常に書き続けています。

そこに苦労はありません。
好きだから夢中になっているだけです。
精一杯に努力をするというのは、苦労して頑張ることではありません。

楽しいので無我夢中になってやっている状態のことです。

ある時、あまりにもハードな仕事で、朝早く出勤して、夜遅くまで残業して帰る日々が続いたことがあります。

暇ができたら書こうと思っていましたが、そんな暇ができませんでした。
でも、どうしても書きたい衝動が強くなった時に、僕は出勤の電車の中で吊り革を掴みながら、立ったまま本を書くことにしました。
ちなみに、僕は全ての本をスマホで書いているので、左手さえ空いていれば充分でした。

行きと帰りの電車の往復40分が僕が本を書く時間に変わりました。
それは苦労して書いたのではなく、楽しみを我慢できないので、ちょっとの隙間時間を利用して楽しんでいたのです。

努力とは苦労ではなく、楽しいことなのです。
精一杯努力するとは、精一杯に楽しむということなのです。
その精一杯に楽しむ事が無我夢中になります。

その状態で思ったことは必ず宇宙にオーダーされます。
僕は夢を叶えたいと思っていたわけではありません。

この本を読んだ人が喜んでくれたらいいなぁと何となく思っていただけです。

僕は常に、あなたの笑顔を思い浮かべて本を書いています。

ですから、出版社からオファーがきたときには、びっくりしました。
出版のために何の行動もしていなかったからです。

通常は、原稿をいろんな出版社に送ったり、あるいは、コンテストに投稿して受賞した人が出版に辿り着けるのですが、僕はそんな事をしていなかったからです。

出版社から出版できたらいいなぁという憧れはありましたが、出版したいという希望はありませんでした。

出版したいからいろんな本を書いていたのではなく、読む人の笑顔が見たいという思いで書いていただけです。

僕の中には2人の自分が存在します。
書く側の自分と読む側の自分です。
2人の対話を本に書いているようなものです。
それが楽しくて書き続けているのです。

この本も、自分との対話を書いているようなものです。
自分がもっと楽しい世界へとシフトしたくて、自分のために自分と対話しながら書いています。

すると、本当に奇跡が起こりました。
改めて自分で5次元脳を意識的に使う事で、書いた翌日に奇跡が起こったのです。

ですから、この本は僕が書きながら実践して、実体験をつづけながら、同時進行で書いています。

まさに、叶う世界へシフトした模様です。

どうやって叶う世界にシフトしたらいいのか?

なんて今更考えないでくださいね。
宇宙にオーダーしたらいいのです。

まさか、どうやって宇宙にオーダーしたらいいのかなんて、今更考えないでくださいね。
僕の話を聞いて、いいなぁ、と思ったらそれで終了です。
後は今日の晩御飯のことでも考えてくださいね。

最後にもう一度聞きます。

叶う世界と叶えたい世界
あなたはどちらが、いいなぁと思いますか?

これで、宇宙のオーダーシステム 前編を終了します。
何度も読み返してみてくださいね。
僕は実生活で迷いながらも、何度も自分で書いた事を読み返しました。
あぁそうだったと思い出しながら何度も自分の心の在り方を訂正しながら、実践して奇跡は起こりました。

後編では、僕が迷った時の具体的な切り返しについて書いて行こうと思います。

・不安になったときにどう対処すればいいか
・期待を打ち消すにはどうしたらよいか
・我欲に気がついたらどうしたらよいか
・無我になるための簡単な瞑想法

などなど、過去の経験も含めて参考になればいいなぁと思います。

〜真夜中の訪問者〜






〜5次元脳で考える〜

人は誰もが素晴らしい「脳」という機能を持っています。
この機能は、誰もが等しく持っているのです。
進化した宇宙人でも脳の機能は変わらないという人もいます。

機能自体は同じでも使い方が違うとまったく違う世界を創造してしまいます。

5次元脳とは、使い方のことです。
人はどうしても習慣になっている使い方をしてしまいます。

例えば何かの問題が発生した時には、その問題を何とかしようと考えてしまう習慣です。

「えっ?普通はそうじゃないですか?」

という声が聞こえてきそうですが、それくらい普通に当たり前だと思っているのです。

じゃ問題は無視すればいいのか?

そんな話ではありません。
問題があるのなら解決すればいいだけで、何とかしようと考えなくていいということです。

例えば、目の前で子供が転んで怪我をしたならば、何とかしようと考える前に起こしてあげて傷の手当てをするだけです。

ここで言いたいのは、目の前の出来事ではなく、これから起こるであろう事を予測して、何とかしなければと悩むクセのことです。

「地震がきたらどうしよう」

とか

「老後の生活をどうしよう」

とか、今目の前のことではない事でなやむことが必要ないことなのですが、どうしても不安に思ってしまうクセがあるのです。

その人間の性質を利用した商売が不安商法であり、一寸先は闇だからいざという時のためにというお決まりのパターンで保険を売るのです。

それでも不安の状態から脱する事ができるのなら、保険に入る事をお勧めします。
不安に思いながら何もしないと、致命的な出来事が起こるかもしれません。

不安というのは、人間に持たされた危険予知能力であり、命を守るために必要な特性なのです。

動物は本能的に地震を予知して避難行動をしますが、人間は鈍感なのでそこまで察知することはできません。

ですから常に不安対策を考えるクセがあるのですが、四六時中、不安を考えても意味がありません。

人間、死ぬ時は死にます。
地震に遭わなくても、事故にあったり病気になったり、何が起こるか分からないのです。
その分からないことを考えることで、内側から歪んだ波動を出すと、その歪んだ波動と共振共鳴する世界へとパラレルシフトしてしまうのです。

つまり、人は生きている限り不安を無くすことはできない生き物なのです。

それならば、不安は放っておきましょう。
不安があってもいいのです。
不安になっても、これが普通だと割り切りましょう。

今日は不安を無くすことではなく、それとは別に5次元脳の使い方を伝授します。
伝授といっても、大したことではありません。
ちょっと違う考え方をするだけです。

例えば、スポーツに例えると、最初から上手くできる人はいないので、それなりの練習をすると思います。

ある程度できるようになってきてから、壁にぶち当たったとします。
どうしても、上手くいかないので何度も練習しますが、なかなかできません。

そんな時に地球人のクセとして

「何が悪いんだろう」

と、ダメな所を探すクセがあるのです。
ダメな所を改善すれば良くなると思っているのですが、ダメな所を探し始めると、次から次へとダメな所が見つかり、それを改善するための練習が始まるのです。

「えっ?そうじゃないんですか?」

と思いますよね。
これが普通だと思い込んでいるので、それしかないと思ってしまうのです。

ここで、5次元脳の使い方を教えます。

上手くいかない原因と、上手くいく方法は別なのです。
上手くいかない原因を改善したからといって、上手くいくとは限りません。

例えば、腰の使い方が間違っていたとしましょう。
それは確かに上手くいかない原因ですので、改善した方がいいのですが、それが上手くいく方法ではないのです。
上手くいく方法は別にあるのです。

だとしとら、どうやったら上手くいくのかその方法を知りたいと思いませんか?

「どうやったら上手く行くんだろう」

と考えると、頭はいろんな情報からその答えを導き出します。
すると、答えが見つかるのか?
と思うかもしれませんが、そうではありません。

ちょっとまわりくどいですが、5次元脳を使うとその答えが見つかるという話がしたいのではありません。

5次元脳を使う事で、内面の素粒子が変わるという話をしているのです。

「何で上手くいかないんだろう」

と悩んでいる時には非常に重たい素粒子になっています。
しかし、

「どうやったら上手く行くんだろう」

と考える事で素粒子が軽くなるのです。

「もしかしたら、これかも」

と何かに閃いて、それをやる時は上手く行くかもしれないというワクワクになり素粒子が軽くなるのです。

ダメな所を探すよりも、上手く行くことを考える方が気持ちが軽くなるのです。

人は無意識のうちにダメな原因を探すクセがあります。
これは習慣になっているので、簡単には変わりません。
でも、習慣は変えられるのです。

ダメな所を探していることに気づいたら、意識的に上手く行く方法を考えればいいのです。

「何でいつまでも暮らしが豊かにならないんだろう?」

と悩み、霊能者のところへ行ってその原因を追求しても、それで豊かになるわけではありません。

そんな自分に気づいたら

「どうやったらもっと豊かになるんだろう」

と考える習慣を身につけるのです。

「なんでパートナーが見つからないんだろう?」

「なんでいい仕事が見つからないんだろう?」

「なんで病気ばかりするんだろう?」

「なんで他人と上手くコミニュケーションを取れないんだろう?」

「なんでお金に苦しむんだろう?」

この「なんで」と思ったら、それをひっくり返すのです。

「どうやったらパートナーが見つかるんだろう?」

「どうやったらいい仕事が見つかるんだろう?」

「どうやったらもっと健康になるんだろう?」

「どうやったら、他人と楽しくコミニュケーションできるのだろう?」

「どうやったら、お金に恵まれるんだろう?」

頭というのは優れたコンピュータですので、一度指示を出すと、常にその事を考えるように働きます。

意識的にそのコンピュータに指示を出すことが、5次元脳の使い方なのです。

すると、その素粒子は松果体へと流れます。
松果体とは、異世界を見るための目なのです。

その目で見た世界へと、人はパラレルシフトするのです。
上手くいかない原因を探していると、上手くいかない世界を見るので、上手くいかない世界へとシフトするのです。

ですから、5次元脳で切り替えて上手くいく世界を見ることが、上手くいく世界へとシフトするコツなのです。

そして、上手く行く世界が見えたなら

「それ、いいなぁ」

と思うだけで、宇宙にオーダーされパラレルシフトするのです。

ここが一番のポイントです。

「それ、いいなぁ」

と思ったら終了です。

それ以上は何も考えないでください。
その事から離れて、晩御飯のことでも考えましょう。

ワクワクするために、いろんなイメージをしようとしなくていいのです。

別の何かに目を逸らし、目の前のやるべき事に、例えば皿洗いや洗濯など日常の仕事に集中していると、宇宙はスムーズに料理を作って提供してくれるのです。

早ければ1分後に、どこからか電話が入り悩みを打開するような情報が得られるかもしれません。

僕はよくその経験をします。
月末の支払いの事を考えて悩んだときに、

「払えなかったらどうしよう」

という不安を持った時に気づいて

「どうやったら上手く乗り切れるかなぁ、安心して月末を迎えられたらいいなぁ」

と思い、とにかくその時できること、チラシを配りに行きます。
チラシを配っていると、各家のポストばかりを探しているので、支払いのことは頭から消えています。

すると、全く関係ない所から仕事の依頼の電話が入るのです。

これは本当に不思議です。
仕事の電話が来ないかなぁと期待している時には全く来ませんが、5次元脳に切り替えて、今できる事をやっていると、必ず電話が鳴るのです。

悩みを何とかしようとする世界から、5次元脳に切り替えると、わずか1時間でなんとかなる世界へとパラレルシフトするのです。

物理的に考えると、チラシ配りをしなくても1時間後に電話がきたんじゃないの?と考えるかもしれませんが、僕はそうではないと思っています。

悶々としているときは、何時間待っても、何日待っても電話がきませんが、気持ちを切り替えた途端に電話が鳴るのは偶然ではないと思います。

これは、面白いので自分で試して経験してみてください。

潜在意識を切り替えるのは不可能ですが、自分の意識を切り替えるのは、いつでも可能なのです。

この本を読んで、屁理屈てきに考えるよりも、とにかく自分なりのやり方でやって見る方が分かると思います。

やるかやらないかは、あなた次第です。

〜真夜中の訪問者〜





〜希望と期待は鳥と蛇ほど違う性質〜

量子真理学で宇宙のオーダーシステムを考えてみましょう。

宇宙にオーダーする時には、軽い方が届くという話を思い出してください。

「それいいなぁ」

何気なく思って、忘れているとそこに我が付かないので、欲だけが宇宙に届くのです。

ですから、届いた時には思ったことさえ忘れているものです。
よくよく考えたら、1年前に何気なく思ったことだったりするのです。

これが一番軽い光の素粒子だと思ってください。
そこに少しでも期待が入ってくると、我が付いて我欲になってしまいます。

「欲しいなぁ」

と思ったら、それは我欲になってしまうのです。

そうなると空気よりも重い素粒子になって、ドンドン地面に落下してしまいます。

それでも、水よりは軽いので海面に浮かんでいるかもしれません。

「絶対に手に入れたい」

と思うと海水よりも重くなり、沈んでいきます。

同じ思いでも、重さが違うのです。

また、どんなに軽い思いでも、空気より軽いので空高く上がっていったとしても宇宙までは届きません。

宇宙に届くのは、光の素粒子じゃなければ届かないのです。

人間の内面で光と同じ素粒子とは何でしょうか?

それは希望です。

希望は瞬時に宇宙に届くのです。

しかし、人は希望を失ってしまっています。

皆さんが思っている希望とは、期待の事です。
期待とは結果を期待することです。
ですから、期待通りの結果なら喜びますが期待ハズレだとガッカリするのです。

しかし、希望は結果がどうであれ楽しいのです。

「えっ?希望通りの結果じゃなくても楽しいというのは意味がわかりません」

と、誰もが思っているのではないでしょうか?
それは、希望と期待を同じものだと勘違いしているからです。

希望と期待は似ていますが、全く違う性質があります。

子供の頃は希望の塊ですが、大人になるにつれて、希望を忘れてしまっているのです。
ですから、希望とよく似た期待を代用して希望だと勘違いしているのです。

希望と期待は似ていますが、素粒子の重さにすると、光と鉛くらいの差があるのです。

期待は結果のことです。
希望は結果と関係ありません。

例えば、子供の頃は希望の塊です。

「あのおもちゃ欲しい」

と思っただけで幸せになります。
手に入るかどうかではなく、いいなぁと思っただけで幸せなのです。
その瞬間にすでにそのおもちゃで遊んでいるのを想像して喜んでいます。

たとえ手に入らなかったとしてもそこに未練はありません。
次から次へと欲しいものを見つけては喜びに浸っているからです。

しかし年とともに我が強くなります。
その差は人それぞれですが、5歳で我が強くなる子もいれば、中学生まで我がない人もいます。

ほとんどの人は5歳から我が生まれます。
そして期待するようになり、期待通りにならないと泣きわめくようになるのです。
そしていつの間にか、諦めることを覚えるのです。

その最初に諦めた日に、希望は消滅します。
ですから、ほとんどの人は希望の感覚を覚えていません。

矛盾しているようですが、それが人生を楽しむために仕組まれたトリックなのです。

つまり、人生とは希望を再発見するためのゲームのようなものなのです。

僕は10年前にその希望を再発見しました。
だから言える事があるのですが、希望の感覚を思い出すだけで、全てがハッピーに変わります。

結果は全てダメだったとしても、

「でもマジで欲しかったなぁ」

と希望を思い出すだけで幸せなのです。

「もっとお母さんと一緒にいたかったなぁ」

という希望を思い出すだけで、幼少期の幸せな感情を思い出すのです。

人は悲しかったことや、淋しかった感情は今でも新鮮に思い出すことができます。
まるで昨日の出来事のようですよね。
それと同じように、諦める前の希望を思い出すと、その時と同じ感覚で輝いた感情を昨日のように思い出すことができるのです。

その封印された希望を思い出すことができたなら、それを今使うことで光となって宇宙に届くのです。

ではどうやってその希望を思い出すのか?

と思うかもしれませんが、ここではシステムの仕組みを先に話します。

もしも、その希望を思い出したのなら、同じように希望を持つ事でそれが光の素粒子になり一瞬で宇宙に届くので、宇宙にオーダーされ、注文通りの料理が運ばれてくるのです。

ここでみなさんはまた道を外すと思います。

その希望を持てば望み通りのものを引き寄せる事ができるのかと期待してしまうからです。
期待するのが習慣になっているのです。

この本を読んでいるのも、何かを期待しているのではないでしょうか?

ひょっとしたら夢を叶えられるかもしれない
ひょっとしたら病気が治るかもしれない
ひょっとしたらお金の悩みがきえるかもしれない
ひょっとしたら…

結果を期待しているのではないでしょうか?

この本では、宇宙のオーダーシステムの仕組みを紐解いているだけで、どうやったら問題を解決できるかという答えはありません。

仕組みはこうです。
実践するのはあなたです。
結果はあなた次第です。

結果を期待するのか?
希望を喜ぶのか?

全てあなた次第なのです。

さて、どうやって希望を思い出すのか?

そこに希望を持てばいいのです。

希望を思い出すという事を期待するのではなく、希望を思い出せたらいいなぁという軽い思いが希望に変わるのです。

そう、それさえも宇宙にオーダーすればいいのです。

期待することが習慣になっているので、なかなか変えられないかもしれません。
でも、習慣は変えられるのです。

例えば、僕は今、お風呂の時に顔を洗うときに顔のリンパマッサージをするという習慣になっています。
それは子供の頃からの習慣ではなくて、20年前に習慣にしようと思って始めた事です。

顔のリンパマッサージをする事で、若さを保つと聞いたからです。

始めた頃は忘れてしまうこともありました。
でも思い出したときからまた始めました。
今では、別に若さを保とうと思ってやっているわけではありません。
ただ習慣になっているので、自然とやっているだけです。

それが効果あるかどうかもどうでも良いのですが、勝手に手が動くのです。

最初はついつい期待してしまうかもしれませんが、

「あっ、また期待しちゃったなぁ」

と思い出せばいいだけです。
そのうちに、希望の光を放つ事ができるようになるでしょう。

日常で、その自分を観察することが、大きな飛躍へと繋がります。

以前に話したように

「近場の駐車場が空いていたらいいなぁ」

という希望なら大抵空いています。

しかし、そこに期待をすると空いていません。

このようなたわいもない事で実験したら分かりやすいと思います。

コツとしては、具体的な事を考えるのではなく

「明日の夜は楽しかった1日を振り返る日になればいいなぁ」

と思って眠りにつく事です。

そして、何が起こるのかは考えないでください。
出来事を考えると期待してしまうクセがあるからです。

全ては宇宙にお任せあれ

〜真夜中の訪問者〜



〜量子真理学〜

近年、科学と精神世界が融合しようとしています。

物理学で研究されている、量子力学では、素粒子は人間の内面の動きに左右されることが分かっているからです。

僕は大学で専攻して物理学を学んだわけではないので、専門的な知識はありませんが、書物から独学で量子力学を勉強しました。

難しいことは書きませんが、大まかに言いますと、世の中の物や木や貝殻などを分解していくと素粒子になると言う事です。

その一番小さな物質は、人の内面に左右されて動きが変わるのです。

二重スリットの実験の話が有名ですが、ここではあえて書きません。
詳しくはネットで検索して調べてみてください。

簡単に説明すると、一番小さな物質である素粒子の動きを研究している時に、その素粒子が物質であるにもかかわらず、波の動きをしたのです。

物質の一番重いのは鉛です。
そして、一番小さくて軽いのは光です。
光も素粒子なのです。

鉛から光の間に、世の中に存在する全てがあるのです。

つまり、目に見えない光や匂いも素粒子なのです。

水は目に見える物質ですが、これを分解すると水素と酸素になり目に見えない物質になります。

その水素や酸素を更に分解すると、素粒子になるのです。

最初に観察した人は、素粒子が波の動きをしたのでびっくりして、もう一度実験すると、今度は物理的な動きになったのです。

この不思議な現象を受け継がれて研究されているのが、量子力学なのです。

これ以上は、自分で学んでくださいね。

僕は、物質である素粒子が人間の内側の影響を受けるという事にスポットを当てて仮説を作りました。

物理学でもそうですが、先に仮説を作りその仮説が正しいかどうかの実験を繰り返して、仮説が正しければそれが正式な法則になるのです。

僕が作った仮説は、自分の内側が外側の現象に影響を与えるというものです。

量子心理学というのはすでに存在しますが、僕が作った仮説は、量子真理学です。

自分の内側とは、心だけではありません。
思考も内側です。
感情も内側です。
メンタルも内側です。

つまり、自分の内側の動きが外側の物理的な現象に影響を与えるというのが、宇宙の真理であり、その宇宙の真理を左右するのが、量子真理学なのです。

自分の内側で一番影響力が強いのが、感情です。

感情というエネルギーが一番強いのです。

そして、その感情を左右するのが、その人の深層心理です。

更に、深層心理を左右するのが、思考です。

つまり、思考を変えれば深層心理が変わり、深層心理が変われば感情が変わり、感情が変われば内側から出る波動が変わり、波動がかわれば現実が変わるのです。

波動とは、素粒子であり化学です。

人の人生は科学なのです。

さて、ここからは5次元の耳で聴いてくださいね。

前回話したパラレルワールドを科学で説明してみます。

パラレルワールドについても、科学的に研究されているみたいですが、ここはみつおの仮説で説明してみます。

人の内面で素粒子の動きが変わるのは説明した通りですが、僕の仮説では、その物質が変化するのではなく、人の内面で行き先のパラレルワールドが決まるということです。

つまり、今現在いる世界が変化するわけではなく、自分の内面次第で、どの世界へ行くのかが決まるのです。

パラレルワールドとは、平行世界であり、常に平行して走っている電車のようなものです。

何も変化がなければそのままのレールを走り続けるのですが、内面に変化があるとレールがチェンジされ違う世界へとシフトするのです。

アカシックレコードの情報自体は変わる事はありませんし、書き換えることはできません。
レールをチェンジすることで、違う情報が書き込まれたアカシックレコードの世界へとシフトするのです。

その鍵が人の内面であり、内面が変化すると素粒子が違う動きをし、レールがチェンジされて違う世界へとパラレルシフトするのです。

引き寄せの法則がなかなか上手くいかない人は、同じ世界のままで自分の望みを引き寄せようとするからです。

引き寄せの法則が上手くいった人は、その世界で物理的に引き寄せたのではなく、元々それが手に入る世界へとパラレルシフトしたのです。

僕の知り合いに、末期癌が消えた人が2人います。
1人は僕の友人で、中学生の頃に余命3年を言い渡されたそうです。

その友人は、悔やんでも泣いても3年しかないのだったら、3年で人が一生をかけて味わう喜びを全て経験しようと、1000日カレンダーを作ったそうです。

そこにぎっしりとやりたい事を書き込んでいって、それをやるために毎日忙しかったそうです。

癌のことを考えている暇はなく、とにかく喜びのスケジュールをこなす事で精一杯やっていたら、3年後には癌が跡形もなく消えていたそうです。

もう1人は僕よりも年配の女性です。
彼女は、余命1年を言い渡されたそうです。
それを聞いて、直ぐに世界旅行へと旅立ったそうです。

将来のために貯め込んだお金を全て使い切って死のうと考えたのです。

そして1年後、そろそろだと思い病院に行って検査をすると、その女性の癌も消えていたのでした。

どちらも、末期癌と闘おうと思ったのではなく、死を受け入れて、死ぬまでは楽しもうと考えたのです。

ここに大きなヒントがあります。

通常なら、諦めて医者の言う通りに治療をして最後を迎えるか、代替医療などを検索して、癌を治す方法を探り、癌との闘いが始まるかの2通りに別れると思います。

しかし、2人とも受け入れたのです。

そして、死ぬのを覚悟の上で生きている間の喜びを求めたのです。

『受け入れないものは変えられない』

これが宇宙の真理です。

もちろん、死を受け入れる事なんて、簡単にできる事ではありません。
かと言って、必死で病気と闘っても、治る可能性が低いのも確かです。

世の中には、末期癌でも治せると言う人もいますので、そんな人を探すのも一つの手だとは思いますので、人それぞれのやり方でいいと思いますが、ここでは病気の話ではなく、パラレルシフトの話をしたいと思います。

先ほどの2人は、奇跡的に末期癌が消えるという奇跡を起こしたのではなく、元々末期癌にならなかった世界へとパラレルシフトしたというのが、僕の仮説です。

医学的にありえない事が起こったというのは、その理由を探るのは不可能だと思います。

世の中には、常識では測れないことが山ほどあるのです。
そのような現象は、不思議な事例として残すしかありません。

しかし、僕の仮説ではそれは科学なのです。
その2人の考え方が、内面に変化を起こし、その内面の影響で素粒子の動きが変化して、違う世界へとパラレルシフトしたのです。

それは病気の事だけではありません。
例えば、人間関係の悩みやお金の悩みを抱えている人もいるでしょう。
あるいは子育てで悩んでいる人もいるかもしれません。

そして、その相談役として沢山のカウンセラーやセラピストがいますが、両方ともその世界で問題を解決しようと躍起になっています。

その世界では、その悩みと闘う世界ですので現象が変化することはありません。
しかし、カウセンリングやセラピーを受けて悩みが解決した人も沢山います。

それは現象が変化したのではなく、カウンセンリングを受けたことで気持ちが軽くなり考え方が変わって内面が変化して、悩みが解消した世界へとシフトしただけなのです。

僕のところに相談に来た人の中にも、上司のパワハラで悩んでいる人がいました。
いろいろと話したところ、追求していくと、その上司にいなくなって欲しいのではなく、その上司が優しければ問題ないということが分かったので、寝る前に

「優しくなれ」

と自分の中で命令して寝てくださいと伝えました。

数日後、その人から連絡があり、上司が急に

「いつも強く当たってごめんな、給料が上がるようにするからな」

と優しく話しかけられたとのことでした。

それは、その上司が優しくなったのではありません。
優しい上司の世界へとパラレルシフトしたのです。

これが、量子真理学の仮説です。

受け入れるか受け入れないかは、あなた次第です。

〜真夜中の訪問者〜






〜アカシックレコードとパラレルワールド〜

2017年の夏

僕はいつまでも変わり映えしない生活にウンザリしていました。
 
スピリチュアルを25年も学んでも、実生活は変わらなかったからです。
引き寄せの法則を試してみたりもしましたが上手くいきませんでした。

「本当に奇跡が起こるような魔法の法則はないのか?」

それまでいろんな本を読んでいましたが、どこにも答えはありませんでした。
 
それである日

「自分で書こう!」

誰も書いていないなら自分で書こうと思ったのです。

僕はパラレルワールドに興味があったので、パラレルワールドをシフトするメソッドを自分で作ろうと思いました。

ネットでパラレルワールドとアカシックレコードの事を調べました。
そして、気づいたのです。

アカシックレコードとは、一枚ではなく無数にあるんだ!
その数の分だけパラレルワールドがあって、今の自分はそのどれかのアカシックレコードで展開される世界にいるんだ!

僕はある試みをしました。

通常の成功哲学やスピリチュアルのメソッドは、自分が成功した経験をまとめたものです。

しかし、僕はまだ成功していません。
そこで、先にメソッドを作ってしまおうと思ったのです。
自分でメソッドを作って、自分がパラレルワールドをシフトしようと思ったのです。

ですから、最初は答えをしりませんでした。
書けば分かるだろうと思ったのです。

自分でも次の展開がどうなるのか分かりませんでしたが、それでもどういうわけか書いているので、自分で書きながらそれを読んで感心していました。

そして、メソッドがついに完成し、それを実践したのです。

『アカシックレコードの乗り換え』

これが僕のメソッドです。

アカシックレコードとは、宇宙の全ての情報が書き込まれているのです。
ですから、人生はそのアカシックレコードの情報通りにしかなりません。

ですから、どんなに努力をしても上手くいかないことは、そのアカシックレコードの情報に書き込まれていないからなのです。

つまり、人生は自分次第ではなく、アカシックレコード次第ということになってしまうのです。

それじゃ、どんなに努力をしても頑張っても何をしても無駄だということになってしまいます。

が、しかし、

そのアカシックレコードに書き込まれていないことは不可能ですが、他のアカシックレコードには書き込まれているかもしれません。

それなら、最高のバージョンの情報が書き込まれているアカシックレコードの世界がいいなぁと思ったのです。

そこで僕が実践したのは、どうせなら高級マンションに住みたいなぁとか、どうせならいい車にのりたいなぁとか、どうせなら肉体労働じゃなくても稼げる仕事がしたいなぁと、いいなぁと思うような情報集めでした。

すると、一年後にシフトする瞬間を迎えたのです。

人生初の新車に乗り、高級マンションに住める事になりました。

そして、何よりも大きな出来事が
それは、ある出版社の編集者からの電話でした。

「突然すみません、金城先生の本を読み感動しました。ぜひうちの出版社から正式に出版しませんか?」

何と、ヒカルランド出版社からのオファーだったのです。

話は直ぐに決まり、10月に発売予定との事でした。

目先のお金の悩みは解決しませんでしたが、確実に違う世界へとシフトしたのです。

そのメソッドでは、最高のバージョンの世界は、思い出したときに妄想するというものでしたが、その妄想がとても軽いものだったから宇宙にオーダーが届いたんだなぁと今なら理解できます。

明確なイメージをすればするほど、ドンドン期待に変わり重くなっていきます。

しかし、僕は常に最高のバージョンの妄想をしていたので、期待はなかったのです。

あり得ないというような妄想でしたので、期待になる事はなく、無理だろと思いながらも、そうなったらいいなぁと笑っていました。

それがとても軽かくなった原因だと思います。
中には絶対に無理というような妄想もありました。

月に事務所をかまえられたらいいなぁと思って笑っていました。
無理に決まっているからです。
確かに現実的には無理ですが、そうなったら面白いなぁと思うのは自由です。

つまり、どんなにあり得ないことでも思うのは自由なのです。
その自由な思いを楽しんでいたら、結果、楽しい波動が内側から出るので、楽しくなる事を引き寄せたのです。

ただ、引き寄せの法則というと、日本では勘違いした捉え方をしているので、僕はあえて「押し寄せの法則」と名付けました。

自分の波動と共振共鳴する出来事が押し寄せてくるという法則です。

具体的に、自分の望みを引き寄せるのではなく、自分の望みを描いている時にでる、喜びの波動に共振共鳴する出来事が押し寄せてくるのです。

望みが具体的になればなるほど重くなります。
なぜなら、期待が大きくなるからです。

月で事務所を開きたいと思っても、期待にはなりません。
絶対に無理だからです。
でも、そうなったらいいなぁと思うだけで楽しくなります。
その波動が自分の内側から宇宙に放出されて、オーダーされるのです。

あなたは何が嬉しい事か自分で知っていますか?
実は、あなたよりも宇宙の方があなたの喜びを知っているのです。

ですから、自分の好みで宇宙にオーダーするよりも、自分が楽しいことをイメージして喜んでいる方が、そのオーダー通りに、間違いなくあなたが喜ぶ料理を届けてくれるのです。

ですから、何がくるかは分からなくても、間違いなくあなたが喜ぶ料理を宇宙は届けてくれるので、全て、宇宙にお任せした方が確実なのです。

今までのあなたは、制御した思いを宇宙にオーダーしていましたので、制御した世界になっていました。

思いを自由にすることで、自由な思いが宇宙にオーダーされるので、違う世界、つまりパラレルワールドをシフトするのです。

3次元の世界では、言語化されたのがオーダーになりますが、5次元ではあなたの感情がオーダーされるのです。

どれだけ具体的にイメージするかではなく、どらだけ喜ぶことができるかが大切なのです。

引き寄せの法則では、明確にイメージする事が大切だといいます。

押し寄せの法則では、漠然としていてもどれだけ喜べるかが大切なのです。

そして、その法則のポイントは、外側の現象が変化して押し寄せてくるのではないのです。
自分が喜ぶ事がドンドン押し寄せてくる世界へとパラレルシフトするのです。

つまり、その世界は元々あるのです。
パラレルワールドとは、同時に進んでいる平行世界なのです。

今も、無数のパラレルワールドが同時に進行しています。
何もしなければ今まで通りの世界の未来が待っています。
でも、僕はパラレルシフトしたので、2017年に住んでいた世界の延長ではなく、シフトした世界の延長の今があるのです。

無意識に今まで通りの世界の未来を迎えるのか、意識して喜びの世界にパラレルシフトして未来を迎えるのか、

試すか試さないかは、あなた次第です。

〜真夜中の訪問者〜



〜思いの自由化運動〜

宇宙にオーダーすると、ついつい期待してしまいます。
何度もいいますが、期待と不安は表裏一体ですから、期待と同時に不安も生まれます。

期待と不安は同義語なのです。
ですから、宇宙にオーダーが届くことはありません。

宇宙に届くオーダーとは、何気なく思ったことで、そこに期待も不安もなく、思ったことさえ忘れていることです。

こうなったらいいなぁ
と思っても、別にそうならなくてもいいと思っていることです。

例えば車でスーパーに買い物に行ったとします。

近場の駐車場が空いていたらいいなぁ

と軽く思った時にはだいたい空いています。

しかし、近場が空いていることを期待してしまうと、だいたい空いていません。

この差は何でしょうか?

近場が空いていたらいいなぁと軽く思った時には、別に期待していないので、空いていなくてもいいけど、と思っているのです。

空いていたらいいなぁと思いながら
空いてなくてもいいけどと思っているというのはちょっと矛盾しますよね。

でもこれが大きなヒントなのです。

分解して解説してみましょう。

空いていたらいいなぁというのは、素直な気持ちです。
でも、だいたい近場は埋まっていないので、空いている可能性が低いのも事実です。

一番遠くなら100%空いていると思っているので、空いていたらいいなぁとは思いませんよね。

思わなくても空いているからです。

でも近場は競争率が激しいので、空いている確率はかなり低いです。

そこでいろんなパターンに分かれると思います。

毎回期待して、やっぱり空いていないパターンの人

いつも期待外れだから最初からあてにしないで、遠くに止めるパターンの人

毎回狙って、空いていたらラッキー、空いてなかったらガッカリの確率が五分五分のパターンの人

あなたはどのパターンでしょうか?

僕は、空いていたらいいなぁと思うので、いつも近場に向かいます。
そして8割は空いています。

僕は、空いていたらいいなぁと思いますが、空いているとは思っていません。
だから、空いてなかったら遠くに行こうと思っています。

何が言いたいかといいますと、近場は空いている確率が低いので、空いていないこともあるという事実を受け入れているのです。

その事実を受け入れた上で、それでも空いていたらいいなぁと思っているだけです。
そこには期待がないので不安もありません。

空いていなかったら、普通です。
空いていたらラッキーです。

この軽い思いが宇宙にオーダーされた時には間違いなく空いているのです。
しかし、2割は期待が入ってしまったときです。

いつも空いているから、今日も空いているだろうと期待したときには空いていません。

これは駐車場の話ですが、これを他のことにすり替えるとかなり難しくなると思います。
例えば、月末の支払い、間に合えばいいなぁとは思えても、間に合わなくてもいいけどとは思えませんよね。

病気が治ればいいなぁとは思えても、治らなくてもいいとは思えませんよね。

パートナーが欲しいなぁとは思えても、できなくてもいいとは思えませんよね。

結局、宇宙にオーダーしようと思っていることは、とても重いということです。

これがとても大きな難関です。

「受け入れないものは変えられない」

これが宇宙の真理です。
ですが、それが分かっていても受け入れられないものは受け入れられません。

僕は何十年も闘ってきましたが、お金に対する不安だけは乗り越えられませんでした。

お金が欲しいなぁとは思えますが
無くてもいいけどとは思えません。
ないと困るんです。

ですから、お金のオーダーは宇宙に届いていません。
 
この理屈が分かっていても、実際には、思えるのは思えるけど、思えないのは思えないのです。

でも、そんな僕でも7年前に奇跡を起こしました。
当時は相変わらずお金の不安と闘っていました。

お金に対する思いは、とっても重いので宇宙にオーダーされることはなく、入ってくることもありませんでした。

僕が実践したのは、お金に対するイメージではなく、パラレルワールドをシフトするというものでした。

それは、お金の悩みを解決しようと思ったのではなく、最高のバージョンのパラレルワールドにシフトしたいと思ったのです。

最高のバージョンって何?

と思いますよね。
僕も思いました。
ですから、最高のバージョンとはどんなバージョンなんだろうと考えるところからスタートでした。

間違いなく言えるのは、今よりは良いということでした。
今よりもいい所にすんで、今よりも素晴らしい仕事について、今よりも楽しい人生になっている。

明確な目標ではなく、先に大きな器を求めたのです。
そして、少しづつパーツを増やしていきました。

今までは、高級タワマンの最上階なんて、よっぽど金持ちじゃないと住めないから自分には無理と諦めていました。

しかし、ある時気がついたのです。
確かに無理かもしれないけど、でも住めたらいいなぁと思えました。

街で走っている高級車を見ても、絶対に不可能だと思っていましてので、それまでは欲しいと思ったことはありませんでした。
でも、乗れたらいいなぁと思えたのです。

ちょっと背伸びすれば届く範囲の物件ならば、どうにか手に入れたいと期待したかもしれませんが、あまりにもかけ離れすぎて、期待になることはありませんでした。

でも、思うのは自由です。
無理かもしれないけれど、でも欲しいなぁと思うのは自由なのです。

この自由な思いを閉じ込めてしまうと、自分の能力を封じ込めているようなものなのです。
現実的には無理かもしれませんが、思うのは自由なのだから、束縛している自分の思いを解き放ちましょう。

囚われている思いを解放して自由にしてあげましょう。

これが「思いの自由化運動」なのです。

僕は思いを自由のすることができました。
それ自体が僕にとって奇跡だったのですが、その奇跡が更なる奇跡を呼んだのです。

つづく

〜真夜中の訪問者〜



宇宙のオーダーシステム④

〜オーダーしちゃダメダメ〜

100人の人がビルの屋上から飛び降りて、たまたま一人だけ落ちなかったということはあるでしょうか?
もちろん無いですよね。
なぜでしょう?
それは、地球に万有引力の法則が働いているからです。

これはニュートンが発見したと言われていますが、ニュートンが発明したわけではありません。

ニュートンが生まれるずっと昔から、地球には万有引力の法則が働いていて、木の上のりんごは下に落ちていたのです。

正確には、発見したのではなく言葉で定義づけをしただけです。

引き寄せの法則も、はるか昔から働いています。
言葉で定義づけしたのが、引き寄せの法則なのです。

万有引力は、起こそうと思っても起こせません。
起こす問題ではなく、常に働いているのです。

引き寄せの法則も起こそうと思っても起こせません。
起こす問題ではなく、常に働いているのです。

万有引力を利用することはできます。

エレベーターは、おもりと滑車を利用して下から上に上がることができます。

引き寄せの法則も利用することができます。
軽く思った事が宇宙にオーダーされることで引き寄せが起こるのです。

しかし、人の想いは熟成すればするほど、注目すればするほど重くなって宇宙に届きません。

レストランでオーダーしても、そのオーダーが厨房に届かなければ料理が運ばれてくることはありません。

宇宙にオーダーしても、料理が運ばれてこないということは、オーダーが宇宙に届いていないのです。

100のオーダーが宇宙に届けば100の料理が間違い無く運ばれてくるのです。
たまたま一つだけ運ばれてこないというのは、たまたま1人だけ落ちなかったということと同じくらいあり得ないことなのです。

届かないからといって、何回も何回もオーダーすると、その想いはどんどん重くなって海の底に沈んでいくのです。

そもそも、オーダーはしようと思ってするものではありません。
何となく思ったことがオーダーされるのです。

人は生きている中で常に何かを無意識のうちにオーダーして、それを引き寄せているのです。

あなたの今の人生は、無意識にオーダーされた賜物なのです。

「こんな人生なんて望んでいないよ」

と思う人もいるかもしれません。
では、どんな人生を望んでいるのでしょうか?

「こんな人生は嫌だ」

と思っていても、どんな人生がいいのかは思っていないのです。

つまり、宇宙にオーダーされているのは

「こんな人生は嫌だ」

ということです。
だからオーダー通り

「こんな人生は嫌だ」

と思える出来事が押し寄せてくるのです。

無意識のオーダーとは、無意識のうちに何を思っているのかということです。

「何か嫌な予感がするなぁ」

というのは、無意識に嫌な出来事を想像してしまったということです。

「やっぱりな」

と思うのは、やっぱり思った通りに嫌な出来事が起こったときによく使いますよね。

文字通りに思った通りになっているのです。

無意識のうちに、運が悪いと思っていると宇宙にオーダーされて、思った通りに運が悪い出来事がおこります。

無意識のうちに、「どうせ上手くいかないよ」と思っていると宇宙にオーダーされて、上手くいかない出来事が起こります。

その積み重ねの人生になっていませんか?

では、それを切り替えるにはどうしたらよいでしょうか?

「自分の望む人生をオーダーすればいいんですか?」

と思うかもしれませんが、実は逆です。
何もオーダーしない。

「えっ?宇宙のオーダーシステムの話を聞いているのに、オーダーしないってどういうこと?」

と思いましたか
先ほども話したように、オーダーはするものではなく、オーダーされてしまうものなのです。

「こうなったらいいなぁ」

と思っても、どんどん重くなっていきます。
前回話したように、そこに我がくっつくからです。

自分の望む人生をオーダーしよう思うのは我欲です。

そうなったらいいなぁ
と思うと同時に、それを叶えたいと無意識に思ってしまうのです。
叶えたいというのは、我ですので重くなるのです。

だから、無我が最強なのですが、何年も山寺で修行しない限り、無我の境地に至るのはかなり困難です。

そしてそこには落とし穴があります。

「無我になろう」

というのが最大の我に早変わりするのです。

悟りを目指しているのは、大成功を目指しているのと同じくらい大きな自我欲なのです。

無我というのは、なろうと思ってもなれません。
なぜなら、無我になろうとするのが自我だからです。

無我とは自分でも気が付かないうちに、いつのまにか無我になっているのです。

「無我夢中」

という言葉の通り、何かに夢中になっていると我を忘れて無我の状態になっているのです。

と、ここまでは理屈で分かったかもしれませんが、それじゃどうやって我欲から欲だけを残して我を無くすのか?

大きな課題ですよね。

今までの話からかなり難しいと思うかもしれませんが、方法はいくらでもあります。

一つの方法として、自分のいいなぁと思えることを100個さがすのです。

10個くらいなら簡単に見つかるかもしれませんが、100個となるとかなり難しいです。
その取り組みに夢中になっていると、我を忘れて欲だけが残ります。

頭だけで理解しようとしないで、まずはやってみてくださいね。


〜真夜中の訪問者〜






〜目的はハッピーエンド〜

引き寄せの法則とは、自分の思いが引き寄せられるという法則ですが、日本人は大きな勘違いをしているようです。

それは、自分が引き寄せようとしてしまうことです。

引き寄せの法則とは、自分が引き寄せるのではなく、自分の思ったことが現実化するという法則です。

引き寄せたい現実を思っても引き寄せません。

えーーーーーーーーーっ

と思っているかもしれませんが、自分が思ったことを引き寄せるという法則であり、人生は全て思った通りにしかなっていないのです。

つまり、引き寄せの法則を使おうとしなくても常に思ったことを引き寄せているのです。

前回の記事で書いたように、軽く思った方が早く現実化するのです。

何気なく軽く思ったことは忘れてしまいます。
すると、純粋な思いが宇宙にオーダーされるのです。

しかし、この記事を読んでいる人は、宇宙にオーダーして願いを叶えたいと思っているのではないでしょうか?

軽く思った事はそのまま宇宙にオーダーされるのですが、叶えたいから軽く思っても、それは叶えたい思いなので、重くなっています。

「叶えたい」

というのが、邪魔なのです。

「宇宙にオーダーしたら何でも叶うんじゃないですか?」

と思ってますよね。
しかし、しばらく我慢してください。

叶えたいこととは何でしょうか?

お金でしょうか?
パートナーでしょうか?
病気でしょうか?
人間関係でしょうか?
 
今、目の前にある悩みから逃れたいための願望がほとんどではないでしょうか?

気持ちはよーく分かります。
僕ももれなく、目の前の問題を解決するために、お金を求めてきました。

しかし、それはいちいち考えなくてもいい問題です。

支払いを何とかしないといけないと思うのは願う問題ではなく、当たり前です。

病気を治したいというのは、当然です。

当たり前の事をいちいち願うと重くなってしまうのです。

目の前の切実な問題を見てしまうと、それを何とかしたいと思ってしまうのは自然の流れです。

「支払いができたらいいなぁ」

と軽く思ったらそうなるのか?

軽く思ったつもりでも、気持ちはかなり重くなります。

パートナーないなくて寂しいからパートナーが欲しいなぁと軽く思ったつもりでも、切実な願いになってしまいます。

そもそも、願いを叶えるために、軽く思おうとすること自体が重いのです。

支払いを何とかしたいというのは、思わなくても当然ですので思う必要はありません。

そこに目を向けるのではなく、もっと先の方に目を向けるのがコツです。

『ハッピーエンドを見る』

なぜ支払いをしたいのでしょう?

「支払いがあるからさ」

と思われるかもしれませんが、もっと分割してみましょう。
支払いを無事に済ませたいのは、安心したいからではないでしょうか?

無事に支払いをクリアーするとホッと一安心しますよね。

つまり、支払いをしたいのではなく、安心したいのが目的ですよね。

支払いというと、お金のこと、支払いの金額のことばかりを考えてしまいますが、支払いという出来事ではなく、その後の安心感が欲しいのではないでしょうか?

ですから、

「支払いのために30万円欲しい!」

と強く願うのではなく

「今月末には安心して過ごせたらいいなぁ」

と軽く思うだけでいいのです。
ネット上では、

「具体的にいつまでに、いくら欲しいのかをオーダーする」

という人もいますが、経験上、それは僕にはむいていませんでした。

支払いのためのお金となると、どうしても力が入ってしまい、どうにかしたいという思いが強くなって、鉛のように重くなってしまうのです。

お金の事を考えれば考えるほど、どうやってお金を工面しようかという考えで頭はいっぱいになります。

そういう場合のコツですが、順番を逆にするのです。
お金を何とかする方法を先に考えるのではなく、支払いに間に合って安心できたらいいなぁ、と軽く思うのです。

目的は安心感です。
お金ではありません。

「えっ?支払いだからお金が目的じゃないですか?」

と思うかもしれませんが、お金は手段です。
目的はホッと一安心することです。

目的を先に思うことが重要で、その後でお金がどうにかなるといいなぁと軽く思うのです。
最後にいい方法ないかなと考えるとアイデアが生まれてくるのです。

病気の場合も同じです。
病気を治す事ばかりを考えると重くなるのです。

病気を治すのは目的ではありません。
病気が治ったら、何をやりたいのか?
人生の目的は病気を治すことではありません。
豊かに楽しく生きることが目的です。
その目的のために邪魔になっているのが病気です。

だから、病気に目がいき、早く病気を治そうとするのですが、これも順番が逆です。
世界旅行にいけたらいいなぁ
とか
自分のやりたい店を早くオープンしたいなぁ
など、楽しいことを軽く想うのです。

そしてその後で、もっと早く治せる治療はないかなぁと想うだけです。
その後でネットなどで調べるのです。

つまり、先に頭を使って考えるから重くなるのです。

軽く想って最後に考えることで、2重の働きが生まれます。
目的を定める事で間違いなくそこに向かいます。
そして、軽く想った事が重くならないように、別のことを考えることで、軽く思ったことを忘れることができます。

そして、もっとも強力な方法が、無我の状態になることです。

「こうなったらいいなぁ」

というのは、ただの想いです。
しかし、

「そうなって欲しい」

と思うとそこに「我」が生まれるのです。
この我欲が重くなるのです。

そういうと、ほとんどの人が欲を無くそうとしています。

「足るを知る」

ということわざのように、全て必要なものは揃っているのだから、欲張ってはいけません。
と思い込まされてきたからです。

しかし、我欲が良くないというのは、欲がダメという意味ではありません。
「我」がついているのが重いのです。

欲だけなら軽いのです。
しかし、ほとんどの人は、欲と我がセットになって、我欲になってしまうのです。

「こうなったらいいなぁ」

というのは、軽い欲ですが

「そうなって欲しい」

というのは我欲です。

「絶対に手に入れたい」

と思うのは、鉛の我欲です。

鉛の我欲になって、引き寄せの法則を使っても引き寄せるわけがありません。

宇宙にオーダーするというのは、我がない欲だけを軽く思うということなのです。

それでは、我欲から我を取るためにはどうしたらよいでしょうか?

次回はそこを突っ込んで話をします。

〜真夜中の訪問者〜






〜風船の法則〜

前回のおさらいをします。

1、宇宙にオーダーをしたらお任せする。
2、宇宙を信頼する。
3、ワクワクするのはプロセス。
4、プロセスを予想しない。

要点をまとめるとこのようになります。

詳しくは読み返してくださいね。

さて、ではどうやってオーダーすればよいのでしょうか?

3次元では声に出してオーダーしますが、5次元では思った瞬間にオーダーが入るのです。
ただなんとなく思っただけでいいのです。
スピ業界では、引き寄せの法則を使うために明確にイメージすることが大切と言われていますが、それとは真逆です。

漠然としていてもいいのです。
何となく思うだけでいいのです。

「それいいなぁ」

と思ったらそれが宇宙のオーダーになります。
それ以上何も考えないでください。

僕が数年前に書いたブログを抜粋します。

==========

〈風船の法則〉

風船は落ちてくるが、鉛は浮かんでこない

いきなり冒頭から意味不明の言葉ですが、これが答えです。

え?

???????????

さて、あなたはいくつのハテナマークが並びましたか?(笑)

ヘリウムガスで膨らませた風船は、手を離すとあっという間に空の彼方へ飛んでいってしまいます。

ヘリウムは大気中の空気よりも軽いからです。

また、物資世界で一番重たいと言われる鉛は、海に落とすとあっという間に海の底まで沈んでしまいます。

当たり前ですよね(^^)

しかし、風船はいつか落ちてきます。

ヘリウムガスが抜けるからです。

鉛は永遠に浮いてくることはありません。

で?

だから何が言いたいの?

と思いますよね(^^)

これは、引き寄せの法則と押し寄せの法則の違いです。

どうしても引き寄せたいという強い思いは重いのです。

あったらいいなぁ

と何となく思った思いは軽いのです。

世間では、たら、れば、ではダメだと言われています。

本気が大事だと言われています。

本気で夢を叶えたいなら、本気で頑張ろう

というのが美徳とされています。

確かに本気で努力するのは大事です。



しかし

本気と、思い詰めることは別問題です。

思い詰めると重たくなるのです。

重たくなると、夢に使われて苦しくなるのです。

わたしは王という在り方なら、夢を使う側になります。

夢を使う側とは?

そもそも、夢のために本気で努力するということ自体が怠け者です。

王という在り方なら、夢があっても無くても、常に本気で生きています。

本気で生きるというと重たく感じるかもしれませんが、そんな事はありません。

本気で生きるとは、真面目にやらなければいけない事をやるという意味ではないのです。

本気で人生を楽しんでいるという意味です。

家来の在り方だと、条件次第で楽しめるか楽しめないかということになりますが、王の在り方だと、無条件で楽しむことを求めているので、条件がどうであれ、環境がどうであれ、常に楽しめる事を、ただ、思っているだけです。

そこに、叶うかどうかなど気に病むこともありません。

叶っても叶わなくても、ただ、楽しめる事を日々、思っているだけです。

叶うか叶わないかを考えるから、重たくなるのです。

叶っても叶わなくても、ただ、こうだったらいいなぁと、何となく思っているだけで、無制限、無条件で、楽しいことを思っているのです。

その、なんとなくの軽い思いは、風船のように飛んでいきます。

そして、忘れた頃に風船が落ちてくるのです。

気がつくと

「あっ、これ去年欲しいと思ったものだ」

と知らぬ間に叶っているのです。

それが風船の法則です。

=======

軽く思うだけ

これが宇宙へのオーダーになります。

遅かれ早かれ、宇宙へのオーダーは必ず届きます。

思いが軽ければ軽いほど、瞬時に届きます。

何となく思って忘れること
これが最速のオーダーになります。

とっても単純ですが、地球人には難しいみたいです。
なぜなら、夢を叶えるのは簡単ではないと思い込まされてきたからです。

ですから難しいノウハウだと、本当に叶う気がするので、それを実践して叶えようとするのです。

確かに3次元ではそうかもしれません。
物理的に事を成すには物理的な努力が必要です。
そこは否定しませんが、今回は5次元の話をしています。

3次元の常識は脇に置いといてください。

今回は、スピ的な話ですので、スピの耳で聞いてくださいね。
スピ嫌いな人はスルーしてください。

何となく思うだけで、宇宙にオーダーされて叶うなら凄いと思いませんか?

それくらい軽い気持ちで実験してみてください。
絶対に願いを叶えるぞ!
という重たい気持ちは捨ててくださいね。

でも、人はどうしても重くなりがちです。

「それいいなぁ」

と思っただけならいいのですが

「欲しいなぁ」

という気持ちになり

「どうしても欲しい」

と強い思いになり

「絶対に手に入れたい」

と熱くなってしまいます。
すると、ドンドン重くなり沈んでいくのです。
そうなってから、宇宙にオーダーしようと思っても、そのオーダーは宇宙に届きません。

そこが引き寄せの法則の落とし穴です。
なかなか引き寄せがうまくいかない人は、思いが重くなっているのです。

次回はそんな人のために、コツを伝授します。
まずは今の段階で、自分なりに軽い気持ちで何かをオーダーしてみてくださいね。

それでは、また次回をお楽しみに

〜真夜中の訪問者〜