琉球スピリット(わたしは王の著者)

Amazonで3ヶ月連続 独占1位を記録した。 『わたしは王』(ヒカルランド出版)の著者 金城光夫のブログです。 沖縄のユタや神人(カミンチュ)と深い繋がりがあり、30年前から精神世界に目覚めました。 2018年の10月に『わたしは王』を出版し、全国から呼ばれてセミナーや講演会、個人セッションで出張するようになりました。 現在は石垣島に移住し、新しいコミニティーの基礎作りをしています。







〜無我の瞑想法〜

前回は、万が一、最悪の状況に追い込まれた場合の話をしましたが、わざわざそうなってから好転させる必要はありません。

そうならなくても、静寂な心になる事ができれば、それにこしたことはないのです。
ではどうやったら静寂な心になれるのか?
それはズバリ瞑想です。

世の中では、瞑想やヨガが流行っていますが、それが宇宙のオーダーシステムに繋がるとは誰も思っていません。

心や体を整えるために、ヨガや瞑想をすることでリフレッシュするのが目的のようなものになっています。

僕は今まで、そんな事には興味ありませんでした。
そんな事よりも、いかに稼ぐかということだけに目を向けていたからです。

しかし、宇宙のオーダーシステムを書いているうちに、瞑想こそ究極の答えだ気づきました。

成功している人は毎朝の瞑想をかかさないという話はよく聞くことですが、瞑想したからと言って成功できるわけではありません。

その人達は、瞑想したから成功したのではなく、成功したから、瞑想しているのです。
ビジネスで成功すると、それにともにいろんなプレッシャーがかかり、ストレスが大きくなるのです。

せっかく成功してお金を手にしても、ビジネスに多くの時間を取られてストレスになり、幸せを感じていない成功者は少なくありません。

それでリタイアする人もいるのです。
しかし、あまりにも大きくなり過ぎるとそれさえも許されない経営者もいます。

世界を揺るがすような大企業のトップになると、自分のストレスのために簡単に辞めることはできないのです。
円満に辞めるのはなかなか難しいのです。

そういう人達にとって、瞑想は欠かせません。
毎日瞑想することで、常に心をリセットすることで平常心を保っているのです。

そこまでいったなら、確かに瞑想は大切だと思いますが、今の自分には必要ないと思っていました。しかしその瞑想こそが究極の答えだと気づいてしまいまったのです。

ですから、世間で流行っている瞑想ではなく、宇宙にオーダーするための瞑想を編み出しました。

といっても、特別な瞑想ではなく、普通に誰でも簡単にできる瞑想です。

実は、過去に気づいた瞑想なのですが、その時にはただ、瞑想するのが目的でした。
その瞑想法を宇宙と繋がるための瞑想ということでやる事で、宇宙と繋がる瞑想になるのです。

もし、自分なりに瞑想をやっている人は、その瞑想で宇宙と繋がればいいのです。

どれが一番いいのかというのはありません。
どんな瞑想でも、自分に合っていればその瞑想が一番なのです。

多くの人が瞑想していても、その目的が違うので、瞑想したら宇宙と繋がるというわけではありません。

しかし、宇宙に繋がるのが目的で瞑想をしたならば、その瞑想は宇宙と繋がる瞑想になるのです。

ではどうやったら宇宙と繋がる瞑想になるのか?

それは、この本で書かれている宇宙のオーダーシステムを理解した上で、ただ瞑想すればいいだけなのです。

この本を読んでいる皆さんは、何も考える必要はありません。
日々自分なりの瞑想をするだけで、宇宙と繋がります。

僕は正式に瞑想を習ったことはないので、独自のオリジナルの瞑想で、静寂な心に至る事ができました。

もし、瞑想をした事がない人はこの機会に瞑想を始めましょう。

ちなみに僕は瞑想の知識はないので、正式に瞑想の事を知っている方は、どうか優しく見守ってくださいね。

では、僕の瞑想法を公開します。
時間帯は人それぞれですので、自分の好きな時間にやってみてくださいね。
成功者は、朝の瞑想を欠かせないと聞いた事がありますが、僕は寝る前にやっています。

寝る前に瞑想をすると、大抵はそのまま寝てしまいます。
瞑想が目的の時は、寝てしまうので上手くいかないと思っていました。

しかし、目的が静寂な心になって宇宙と繋がることなら、そのまま寝てしまっていいのです。
というよりも、そのまま寝てしまった方がより深く宇宙と繋がることができるのです。

つまり世間で言われているような瞑想状態になるのが目的ではなく、静寂な心になる事で宇宙と繋がるのが目的ですので、ちゃんとした瞑想状態になっても、そのまま寝てしまっても問題ないのです。

しかし、睡眠障害の人にはテキメンかもしれませんね。
瞑想しようと思ったら、寝てしまうのですから…

それでは、その瞑想はどうするのか?

まず、ベッドに仰向けの状態で寝ます。
そして、静かに目を閉じて、周囲の音に耳を傾けます。
更に、鼻で臭いを感じ取ろうとします。
そして、肌の感覚を意識します。
つまり、五感の全てを感じ取ろうと集中するのです。

同時に五感を感じようとするのは、難しいかもしれませんが、とにかく集中するのです。

外から聞こえる車の音
冷蔵庫の電子音
風の音
エアコンの音
ありとあらゆる外側の音に耳を傾けるのです。

そして同時にどんな香りがするのか、嗅ぐようにします。 
布団の臭い
アロマの香り
料理の後の臭い

そして、毛布に触れている腕や足の感覚に意識を向けます。

目を閉じているので何も見えないかもしれませんが、その暗闇を見ようと意識します。

そして、口の中には意識を向けて味を感じようとします。
歯磨きをした後では何も味がしないかもしれませんが、それでも味を感じようとうするだけでいいのです。

この五感を同時に感じようとすると、かなり忙しく感じるかもしれませんが、それでいいのです。

五感を感じることができるかどうかが大事なのではなく、感じようとすることが大切なのです。

するとどうなるのか?

外側に意識を向けることで、内側の騒がしさがなくなるのです。

よく、瞑想では無になることが大事なことだと聞きますが、瞑想に慣れていない人が無になるのは極めて難しいことです。
やったことがある人はわかると思いますが、頭は常に騒がしいので、とても無になることはできないのです。

「無になろう」

と思った瞬間から無に囚われてしまうのです。

「あ、しまった無になろうと思ったのに、ついつい明日の事を考えてしまった」

と思った瞬間に頭は騒がしくなります。

「よし、今度こそ無になろう」

一瞬、無になったと思ったら

「よしよし、この調子」

と頭の中で喋ってしまいます。

「違う違う、喋っちゃダメ」

と思っても

「どうやったら上手く無になれるんだろう」

と考えてしまい

「違う違う、考えちゃだめ」

と1人ボケツッコミがはじまるのです。

とにかく、頭は騒がしいのです。

「外の音がうるさくて眠れない」

という人がいますが、それは外の音がうるさいから眠れないのではなく、外の音に反応して頭が騒がしくなるから眠れないのです。

ちょっとした音で眠れないという人は

「なんだあの音は、眠れないじゃないか」

と頭が騒ぎ始めるので眠れなくなるのです。
頭はドンドンとエスカレートして考えを巡らせるからです。

「犬の鳴き声がうるさくて眠れない」

というのは、犬の鳴き声がうるさいから眠れないのではなく、犬に関して頭が騒ぐので眠れなくなるのです。

「そういえば、昔隣の犬はよく吠えたな」

という事を思い出し

「そういえばそこの飼い主は、変な人でいつも普通に犬と話をしていたなぁ」

「世の中にはたんぽぽと話ができる人がいるくらいだから、犬と喋れる人がいるかもしれんなぁ」

「たんぽぽといえば…」

と、どんどん連鎖反応で次から次へと話がリレーして頭が騒がしくなり眠れなくなるのです。

ところが外側に意識を向けると、頭の中の騒がしさがなくなるのです。

外側の音や香りに目を向けると騒がしい気がしますが、そこに意識を向ける事で頭が何も考え無くなり、静寂が訪れるのです。

外側に意識を向けると、内側は静かになるという単純な瞑想です。

何も考えないようにしようとすると難しいですが、積極的に五感を感じようとすることで、頭は考える暇がなくなるのです。

頭が静かになることで、無我になるのです。
これが無我の瞑想法です。

瞑想を始める前に、今までの内容にもう一度目を通してくださいね。

もしそれができるようになったら、究極の瞑想へと進む事ができます。

次回は究極の瞑想を伝授します。



〜虫の息で生きる〜

『どうしようもなく追い込まれた時の対処法』

人生は生きているといろんな事が起こります。
時には声を出して喜ぶほど嬉しいこともあれば、時には大声で叫びたくなるくらい悔しいこともあります。

そして、声も出せないくらい悲しいことや、泣きたくなるくらい淋しいこともあります。

とてもショックな事があると、部屋に閉じこもって誰とも会いたくないこともあるでしょう。

そんな時にこんな本を読んでも無駄です。
落ち込んでいる時に無理やり気持ちを盛り上げようとすると、反作用の力に引っ張られるのです。

嘘のポジティブシンキングや、アファメーションなど何の役にも立ちません。

落ち込まないようにしようとすること自体が苦しみを大きくするのです。

気持ちが落ち込んでいる時は、とことん落ち込む事がオススメです。

人間なんだから、落ち込んでもいいんです。
憂鬱になってもいいんです。
気持ちが暗くてもいいんです。

人生、何をやってもダメな時はダメなんです。
それを何とかしようとしないで、ダメな自分を認めましょう。

ダメな自分をダメ出しするのは、赤の他人をダメ出しして、貶める行為と何ら変わりません。
ダメな自分をいかに愛せるか? 
それが自愛です。

自分を甘やかす事が自愛なのではありません。
とことん努力して、それでもダメだった場合、よく頑張ったと自分を慰めるのが自愛ではありません。

自分はダメなんだと認めてください。
そう、誰かのせい、何かのせいではなく、自分のせいなのです。

人はそれを認めることが極めて困難なようです。
自分は悪くない 
自分のせいではない
と思いたいのは分かりますが、それでは何も変わりません。

最低、最悪な自分を認めてその自分を愛する事が本当の自愛です。

最低、最悪な自分を愛する事ができたなら、最高、最善の自分と出会うことができるのです。

人は誰でも陰と陽の部分を持っています。
陰だけの人や陽だけの人はいないのです。
自分の陽だけを愛するのが自愛ではなく、全てを愛するのが自愛です。

根っこがない大木はありません。
その大きさに見合った根っこがあるのです。
偉大な人になればなるほど、人には見えない陰の部分があるのです。

その陰の部分を他人に見せる必要はありませんが、自分が目を背けてはいけません。
しっかりとその部分を見つめ、ダメなものはダメだと認めたうえで、そんな自分でも愛することができたなら、それで世界が変わります。

とはいえ、気持ちが沈んでいるときには、こんな言葉が耳に入らないでしょう。

それでいいんです。
気にしないでください。

本当は、落ち込んでいる時には何も考えなくていいんです。

静かに部屋の奥に閉じこもって、引き篭もりましょう。

何も考えず、何もやらずに、ただただ、虫の息で生きましょう。

僕はこんな本を書いている手前、絶対に上手く行かせようと、あの手この手で挽回しようと躍起になっていました。

しかし、状況はどんどん悪化していき支払いが困難になりました。

ダメな時は何をやってもダメなんだなと、かなり気落ちしましたが、それでも自分が書いた事を信じて何とか乗り切ろうと思っていました。

すると内面の素粒子は、どんどん重い素粒子になってしまうのは分かっていても、どうしてももがいてしまうのです。

完全にお手上げでした。
今までいくつもの困難を乗り越えてきたのですが、お手上げで降参するしかなくなったのです。

自暴自棄になり、何もかも嫌になりました。

「神様なんかいない」

そう思いました。
神棚にある三面大黒天を燃やそうとさえ思いました。
そして、自分が書いたことさえどうでもよくなり、全て削除しようかと思うくらい嫌気がさしていました。

「宇宙にお任せしても無駄じゃないか」

自分で書いた本にさえ怒りが込み上げてきました。

そして、自暴自棄にならないようしようとする抵抗力も無くなり、

「ク◯がー!」

と、トイレで叫びました。

その後、脱力感とともに鬱のような状態で過ごしました。
そんな時は、誰のアドバイスも聞きたくないし、何も読みたくありません。

1人で静かに、虫の息で生きるしかないのです。

人生の全てを放棄して、静かに眠ろうと思いました。

すると、昔気づいた感覚が蘇ってきました。

何も考えなければ、心は平和なのです。
無条件で幸せなのです。

その心に目を向けると、幸せな感覚になれます。

外側の状況は最悪でも、今、この瞬間、ここにいる自分は幸せなのです。

明日は支払いができなくて、破産するしかないという状況でしたが、今、ここ、は幸せな心があるのです。

この、今、ここ、に目を向ければ無条件で幸せです。
しかし、明日の事を考えると地獄です。

一瞬でも、今、その瞬間、全ての思考から解放され、全ての人生を放棄できたなら、幸せな心だけが残るのです。

昔はそれだけで大きな喜びへと変化したのですが、今回、同じ体験をしてもっと深い意味に気がつきました。
 
静寂な心は、宇宙と繋がるのです。
それが意味する事はとても大きいのです。

なぜなら、宇宙のオーダーシステムの中で1番大切な核となるからです。

今までは意図的に、自分の意思で宇宙にオーダーすることを書いてきました。
人間の心理は複雑ですので、その心理をいかにコントロールするかという点に焦点を置いていました。

しかし、静寂な心になることで、宇宙と共鳴し宇宙の流れに乗ることができるのです。
宇宙は、愛と平和の波動です。
ですから、愛と平和にしか向かわないのです。

ですが、人間の頭がそれを邪魔しているのです。それで、波動が歪み、歪んだ波動が宇宙へとオーダーされて、歪んだ現実が起こるのです。

心が静寂になることで、宇宙の波動と共鳴し、愛と平和のオーダーが宇宙に届きます。
つまり、意識的に宇宙にオーダーしなくても、勝手に愛と平和のオーダーが宇宙に届き、無意識のうちに宇宙にお任せになっているのです。

無意識にオーダーし、無意識にお任せすることで、全自動で愛と調和の現象が押し寄せてくる、最高のシステムです。

これはあくまでも僕の体験談です。
できるならば、そこまで落ちない方がいいにこしたことはありませんが、万が一最悪な状況に追い込まれた時にはぜひ思い出してくださいね。

それで、いいのだ!

〜真夜中の訪問者〜






〜迷える子羊〜

さて、ここまで読んで自分の答えは見つかったでしょうか?

僕はこの本を書きながら答えを見出してシフトして奇跡の世界を体験しました。

しかし…

それで終わったわけではありません。
本書内でも書いていますが、人は無意識のうちに宇宙にオーダーを発信し、無意識にその料理を受け取っているのです。

ですから、たとえ素晴らしい世界にパラレルシフトしたとしても、今までの習慣で内面の波動が元に戻り、また元の世界へとシフトしたりするのです。

僕ももれなく、元の世界に戻ってしまいました。

そして、そこから抜け出そうとして、どツボにハマってしまいました。
そして迷子になってしまったのです。

「あれ?ここはどこだ?」

まったく知らない世界へシフトしたような気分になりました。

ここが正念場です。
ここからリカバリーできるのか?
更にハマっていくのか?

幸い僕の場合は、本を書くのが趣味であり仕事のようなものですので、そこで落ち込むのではなく、これもネタになると思い再び書いています。

皆さんも、今までいろんな本を読み、実践して一時期は良くなったものの、再び元に戻って結局今まで通りの人生に戻ったりしたことはありませんか?
 
そんな人がそこからまたどうやって、幸せな世界にシフトしたらよいのか?

現実的な問題解決をするために書いてみます。

まず最初に、そんなもんなんだという事を受け入れてください。

人は先祖代々受け継がれてきた、地球人規模の習慣を持っています。
その習慣を自分の世代で変えようとする事自体が無謀なのです。

その習慣はDNAに組み込まれていますので、簡単には変えられません。

しかし、習慣ならば変える事は可能なのです。
ですから一朝一夕にはいかないのだから、戻ったからといって落ち込む必要はありません。

「あぁ、戻ったな」

と感じたら、また新しくパラレルシフトすればいいだけです。

「今までうまく回っていたのに、またうまく回らなくなった」

と焦る気持ちが、そんな世界へと引っ張られてしまうのです。

またうまく回らなくなったなと感じたら、無意識のうちにそんな世界の波動を出して違う世界にシフトしたんだなと事実を認めてください。

しかし、そこでまた慌ててパラレルシフトしようとしないでくださいね。
なぜなら、それをするとまた更に違う世界へとシフトして、ますます迷子になってしまうのです。

僕は迷子になってしまい焦ってしまいましたが、とりあえず迷子になった事実を認めて自分を見つめ直しました。
そして、今まで書いてきた事を最初から読み返しました。

そしてある事に気がつきました。

つい最近まで調子良かったのに、また悪くなってきたので、調子良かった時と同じ世界にシフトしたいと思ってしまっていたのです。

つまり、調子良かった世界に戻りたいと思っているので、思った通り、調子良かった世界に戻りたいと思える世界が現実化しているのです。

過去に戻ることはできません。
過去を振り返り、あの頃は良かったなぁと思っても無理なのです。
人が創造できるのは、未来の自分の世界です。

地獄のような時代もありました。
そこから抜け出して奇跡を体験した時代もありました。
どちらも過去の出来事です。

過去は全て忘れて、新しく未来を創造する。
これが今の僕の答えになりました。

一度上手く行った経験があると、人はまた同じような事をして同じ経験ができると思ってしまいます。
 
しかし、人生に同じ事は起こらないのです。
前と同じように努力しても上手くいかないのは、前の時期と今の時期は違うのです。

前と同じ仕掛けで、同じ場所で魚釣りをしても同じように釣れるとは限りません。
もしかしたら、潮が違うかもしれません。
もしかしたら、魚の時期が違うかもしれません。

前回はシフトして素晴らしい世界に行ったとしても、今回は同じやり方でも上手くいかないかもしれません。

僕もそこにハマってしまいました。
前回は、諦めて全てを宇宙に任せたら奇跡が押し寄せてきました。
だから今回も諦めたらいいのかなぁと思いましたが上手くいきません。

そこに、諦めたらシフトできるという期待が強くなったからです。
また振り出しに戻りました。

そこで、僕は自分が書いたことを一から読み返したのです。
そしてあるヒントを見つけました。

どの章を読んで答えを見つけたのか?
と思うかもしれませんが、実はこれが答えだ、という答えを見つけたわけではありません。
自分で書いたことを読み返しているうちに、自然と内面の波動が変わったようです。

そして、何が答えか知らんけど、再び電話が鳴るようになりました。
今まで焦っている時には全然仕事の電話が来なくなったのですが、明確な答えが分からなくても、読んでいるだけで波動が変わったので、再びシフトしたようです。

「あぁ、なるほどな」

僕は思いました。
上手くいかなくなった原因や、上手く行く方法に囚われていたのですが、そんな問題ではないと気づいたのです。

何が原因なのか?
人はすぐに犯人探しをしたがります。
原因を突き詰めないと気がすまないのでしょうか?

しかし、原因が分かったからと言って、良くなるわけではありません。

また、いつでも当てはまる答えがあるわけでもありません。

原因や答えは関係ないと気づいたのです。
理由も必要ありません。

「知らんけど」

でいいのです。

内面の波動が変わって、喜びの世界へとシフトできたなら、答えを知らなくてもいいのです。

僕は本に書くために明確な答えを探していて、複雑になってしまっていたのです。

「知らんけど」

というのが答えです。

もしハマった時には、何度でもこの本を読み返してください。
知らんうちにシフトしてますよ

そこでいちいち答えを探求しなくてもいいのです。
この本を読んでいたら勝手にパラレルシフトしてしまっているのです。
知らんけど

〜真夜中の訪問者〜






〜自分を観察する〜

自分次第という言葉が世の中ではよく使われていますが、その意味を履き違えていないでしょうか?

自分次第とは、自分のエゴ次第という意味ではありません。
自分の内面の状態次第ということです。

あなたは、自分の内面を観察した事がありますか?

自分の気持ちを観察した事がありますか?
自分の感情はどこからくるのか分かりますか?
自分は何をしたいのか?
自分はどこへ向かいたいのか?
自分の生まれてきた理由は?
自分が生かされている訳は?

あなたはどれくらい自分の事を知っていますか?

人生は自分次第と言いますが、それは自分が期待した通りの世界になるという意味ではありません。

しかし、人生で起こることは全て自分が責任者であり、自分が首謀者なのです。

いい人生も悪い人生も、全て自己責任なのです。
この自己責任を受け入れた者だけが自由を手に入れられるのです。

でも、人はどうしても自己責任という言葉に抵抗があるようです。
他人のせいで台無しになった人生を自分の責任と言われると、自分が悪いと言われているようで受け入れられないのです。

確かに、最悪な状況に追われたのは他人の行為なのかもしれませんが、そんな人と縁があったのは、そうなる世界にシフトしてしまったからなのです。

どのパラレルワールドにシフトするのかは、自分の内面次第なのです。
世の中には、人を騙す詐欺師がたくさんいます。
その行為自体はその詐欺師が悪いのかもしれませんが、その詐欺師に縁があるのは自分の世界なのです。

詐欺師が沢山いたとしても、80億人全ての人が詐欺にあうわけではありません。
縁がある人だけが詐欺師に巡り合うのです。

詐欺師に騙されないように注意深く生きるよりも、詐欺師と全く縁がない世界の方がいいのではないでしょうか?

人は誰かが詐欺にあった話をすると、自分も騙されるのではないかと不安になります。

その不安は自分を守るための不安ですので、無くす必要はありません。

不安に思ったのなら、その不安に従い騙されないように心掛けましょう。

不安を無視して、自分は騙されないと自信を持っている人ほど騙されるのです。
もっと謙虚になり、自分も騙されるかもしれないというのを受け入れて、その対策をしましょう。

そして対策をしたならその事は忘れましょう。
対策といっても大袈裟なことではありません。
そんな詐欺師もいるんだ、と理解したならそれで充分です。
それを知らない人が騙されるのであって、知ることで避けることができるのです。

しかし、何もしないで

「騙されたらどうしよう」

という不安は無用です。
その不安は、ただ騙された時のことばかりを考えるからです。
そんな事を考えてると、まだ騙されていないのに、騙されたときの臨場感溢れる感情でいっぱいになるからです。

すると、騙されたくない世界へとシフトしてしまいます。
騙されたくない世界とは、常に身近に詐欺師が存在する世界です。

つまり、詐欺師と縁のある世界にシフトしてしまうのです。

常に詐欺師が近寄ってきて、騙されないように緊張しながら生きていくのは疲れると思いませんか?

僕は騙されたくないという緊張感の世界よりも、そんな詐欺師と縁がない世界の方がいいと思っています。

ですが、僕は詐欺師はいないと思っているわけではありません。
詐欺師は普通に存在すると思っています。
そして、騙されないとも思っていません。
騙される可能性もあると思っています。

そして、騙されたくないとも思っていません。
騙されてもいいけど、金は出さないと思っています。

僕の強みは

「無いもんは無い!」

正式な督促状がきたとしても、無いものないので、支払うゆとりがありません。
それなのに、そんな騙されるようなお金のゆとりがありません。
ですから、騙されても最終的に出すお金はないのです。

最近、ネットでも株が10倍になるというニュースが多く出てきます。
100万円投資すれば、3ヶ月後に10倍になるそうです。

「ほう、凄いなぁ」

と思いますが、それが本当であれ詐欺であれ、100万円なんかあるわけがありません。
ですから、引っかかったとしてもお金は出せません。

ですから、詐欺に対して何の感情もないので、引き寄せることは無いのです。

そもそも、人は詐欺師に騙されないのが目的で生まれてきたわけではありません。

詐欺師に騙されようと騙されまいと、人生はより多くの幸せを経験するのが目的なのです。
騙されないことばかりを考えるより、幸せを経験することを考えた方がいいのではないでしょうか?

人生は何度でも転ぶものです。一生転ばない人間なんて1人もいません。
転ばないように生きるのではなく、転んでも転んでも、とにかく喜びを求め、幸せを経験する事が大事なのです。

詐欺師とか、他の悪い出来事を避けるために生きるより、何度騙されても嫌な出来事を経験しても、最終的に幸せになりたいとは思えませんか?

今話しているのは、詐欺師から身を守ることではありません。
自分の内面がどうなのかを観察するのが目的です。

嫌な出来事ばかりを想定して、その事で不安になるのは、かなり重たい素粒子になっていますので、どんなに自分の喜びを求めても宇宙に届かないのです。

この本は、宇宙にオーダーする事でより良い人生を送る事が目的ですので、常にそこを意識してくださいね。

・将来、素敵なパートナーと出会いたいな
・素敵なマンションに住みたいな
・豪華客船で海外を旅したいな
・自分のビジネスで大成功を収めたいな


などなど、宇宙にオーダーしたい事があっても、内面が重たい素粒子でいっぱいになっていると、オーダーが宇宙に届かないのです。

どのようなオーダーをするのかよりも、内面がどのような状態なのかが重要なのです。

とはいえ、人は常に外側に目を向けていますので、外側の状況次第で内面が振り回されてしまいます。

朝から嫌な事が起こると、その日一日中その重たい感情に見合った世界になってしまいます。

嫌な出来事が立て続けに起こって、内面の感情はかなり乱れてしまいます。

朝の出来事は偶然かも知れませんが、その感情がさらに嫌な出来事を引き寄せてしまうという悪循環になってしまうのです。

そんな時は、自分の内面を観察しましょう。

「あぁ、自分は今かなり怒りの感情が出ているなぁ」

とか

「とても悔しいなぁ」

とか

「何だか淋しいなぁ」

など、自分の感情を観察するのです。
観察することができれば、感情は冷めてしまいます。
感情まみれになっているときは、無意識にその感情の海にどっぷりと浸かっているのです。

観察する事でその海から出る事ができるので、冷静に見ることができるのです。

観察する事ができたら、その感情を押し殺そうとしないでください。
逆に意識的にもっとその感情を出そうとしてみてください。

「あぁ、自分は怒ってるなぁ」

と気づいたら、とことん意識的に怒りを出すのです。
すると、そこがピークだということが分かります。

抑えようとすればするほど、怒りはどんどん大きくなるのです。

「俺は怒ってる、本当にムカつく、バカやろー」

と心の中で叫ぶのもいいし、トイレで叫んで流すのもオススメです。

僕は怒っているのに気づいたら、トイレで

「ク◯がー」

と、声にならないような大声で叫んでいます。
そして、トイレの水を流すのです。

トイレの神様は、そのような嫌な感情も喜んで受け入れてくれる偉大な神様なので、安心してください。
そして、出る時に手を合わせて感謝します。

そうやってスッキリすることで、重たい素粒子は無くなります。

馬鹿馬鹿しいと思うかもしれませんが、馬鹿馬鹿しいからこそなおさら的めんなのです。

嫌な感情を放っておくよりも、馬鹿馬鹿しいと思う事でシラけた感情になった方がいいのです。

これはすぐにできることではないので、訓練するしかありません。
自分を観察する訓練です。

最初は難しいかも知れませんが、完璧に自分を客観視して、観察者になることができるようになると奇跡が起こりますよ

慣れてくると同時進行で見えるので、内面の状態と外側の現象がリンクしているのが分かり

「あぁ、本当に自分次第なんだなぁ」

と自覚することができるようになるのです。

この自覚が魔法なのです。


〜真夜中の訪問者〜







〜覚悟の奇跡〜

諦めの魔法には、もっと隠された秘密があります。

それは、「覚悟」です。
諦める覚悟が必要なのです。
諦めた瞬間に覚悟が入ります。

人は簡単に諦めることができません。

「もしかしたら、今度こそは」

と夢を叶えるために一生懸命に努力します。
どんなに失敗しても諦めきれません。
しかし、とことんできる事をやり続けると、限界を迎えます。

「ここまでやって無理なら諦めよう」

と、ようやく諦める覚悟が入るのです。
自分が納得するまで頑張ることでようやく諦めることができるのです。

「石の上にも3年」

という諺があります。
とにかく3年間は続けて、それでもダメなら諦めようということです。

簡単に諦めるのはダメなことで、とことん頑張ってもダメなら諦めてもいいということです。
それが世の中の美徳となっていますので、すぐに会社を辞める若者にガッカリしてしまうのです。

昔の人は「諦める」ということに抵抗があるのです。

「簡単に諦めてはいけない」

と思っているのです。
それは旧型人間の価値観です。

今の若者は、諦めるのが早いからダメだというのは旧型人間の価値観なのです。

違う見方をすると、諦めるのが早いということは見切りをつけるのが早いということです。
旧型人間が3年かかるのを、3日で見切る事ができるのです。

しかし、自分に合っている仕事を見つけると簡単に辞めることはありません。
つまり、自分に適した仕事を探すのが早いのです。

昔の人は、ストレスに耐えながら定年まで勤めて、老後に好きな事をするというのが定番でした。

でも、今の若者は早いうちから自分の楽しい事を見つけて人生を楽しんでいるのです。

どちらが幸せな人生でしょうか?
自分たちの価値観を押し付けるのではなく、若い人を見習った方が幸せな人生になる気がするのは僕だけでしょうか?

さて、話を戻すと、そう簡単に諦める事ができない人にとって、諦めるというのはかなりの覚悟が必要なのです。

ですから、かなり内面の素粒子は重くなっているのです。

覚悟というと、何かをやる時にするものだと思うかもしれませんが、そこにも諦めの覚悟があるのです。

やるべきか、やらざるべきか迷っている時になかなか決められないのは、どちらが正しい判断なのか分からないからです。
下手に決心して、それが間違っていた場合の失敗を恐れているのです。

しかし、決心した時には

「もう分からん、もう失敗してもいいからとにかく、できる所までやってみよう」

と覚悟が入るのです。
つまり、失敗してもいいという覚悟です。

絶対に失敗したくないと思っている時にはなかなか決心できませんが、失敗したくないという大きな我欲を諦めたときに、覚悟がはいるのです。

とにかく、結果ではなくやるかやらないかの決心が大事なのです。
これを

「覚悟を決める」

と表現します。
この時に腹が座ります。

腹が座ると、内面の騒めきがなくなり静かになります。
するとベタ凪の湖のように静かになります。

そして何かが動き始めるのです。
失敗したくないという抵抗力があると内面は激しい嵐のようになります。
しかし、諦めて覚悟を決めると、その抵抗力がなくなり、内面の素粒子が軽くなって宇宙に届くのです。

この本は僕の現在進行形で書いています。
僕は別の世界にハマってしまったみたいで、現実的な生活でかなりの支障をきたしていました。

ですから、そこから抜け出すために書き始めたのです。

これはつい最近の体験です。

今までも支払いに追われて何とかやりくりをしてきたのですが、ついに限界がきてしまいました。

どんなにもがいても、あがいても、どうにもならなくなってしまったのです。

「おわった…」

ついに大きな自転車操業が回らなくなったのです。
なすすべが無くなったとき、僕は悪あがきするのをやめました。
もううつ手がないのでもがくのを諦めました。

「宇宙に任せるしかない」

本気でそう思ったのです。

何かを願ったのではなく、何も願わないでただ任せたのです。

沢山の督促状が届きました。

「これが全部ファンレターだったら嬉しいのに」

と思いながら、束ねておいていました。

すると、奇跡が起こったのです。

この絶望とも言える状況の中で、仕事用の車を購入し、それに見合った仕事もドンドン入ってきました。

昔は廃車寸前の車にしか乗ったことがなかった僕が、今では新車に乗っています。しかも2回目の新車です。
そして、今は仕事用の車も購入し、車を2台も所有しているというのは、僕の歴史上になかったことです。

督促状が溜まっているのに、車の購入なんて今までの僕ではありえない判断ですが、悪あがきをやめたので、今必要だと思って決心したのです。

すると仕事の電話が鳴り止まない日々が続いています。

毎日、督促状の支払いをしていてもうすぐ完済というところまできました。

問題はこれからです。
借金を返すのが目的ではないからです。

「大きな家を建てられたらいいなぁ」

とふと思いました。

3階建で、1階は駐車場とガレージ兼倉庫を作り、2階と3階にはエレベーターでのぼるようにして、2階が居住空間で、3階はゲストルームを作りたい。

支払いが間に合っていない時にこんな事を考えていました。

でも、それは全て宇宙任せですので、僕には責任はありません。
だから軽いのです。
僕が努力する問題ではなく、宇宙がどうにかする問題ですので、責任は宇宙にあるのであって、僕にはありません。

無責任だから軽く思えるのです。
自分の思いに責任を持つと重くなります。
でも、宇宙に任せればあとは宇宙の責任ですので、僕には関係ないのです。

そて、その素粒子が宇宙に届いたらどうなるのでしょうか?

ここまで読むと、どうしても何かの奇跡が起こったように解釈してしまうかもしれませんが、再三の注意書きをします。

外側の現象が変化して奇跡が起こるのではありません。
奇跡とも思えるような出来事が起こる世界へとシフトするのです。

そう、僕は諦めて覚悟を決めた途端にパラレルシフトしたのです。

今までは逆に、上手く回らない世界へとシフトしてハマっていたので、そこから抜け出すためにもがいていたようなものです。

自力で抜け出そうとして、重くなっていたのですが、抜け出そうともがくのを諦めた途端に軽くなって、軽い世界へとシフトしたのです。

すると、重たく考えなくても軽々と事が運ぶ世界にシフトしました。

今までは、仕事でキャンセルが出ると嫌な気分になっていました。
収入の当てが無くなったと思っていたからです。

しかし、シフトしてからは、キャンセルの電話が入ると、

「良かった、その日に別の仕事を入れられる」

と思ってしまうのです。
それはプラスに考えているのではなく、心から本当にそう思ってしまうのです。

すると仕事の電話が入り、本当に埋まってしまいます。

思えるのは思える
思えないのは思えない

そうなって欲しいと思っているときは、そう思えないので、思う努力をします。

しかし、シフトしてしまうとそうなるとしか思えないのです。

無意識でそう思っている事は、光のように軽い素粒子ですので、簡単に宇宙にオーダーが入り、瞬時に届くのが宇宙のオーダーシステムなのです。

宇宙に任せるべきか任せざるべきかは
あなた次第です。

〜真夜中の訪問者〜






〜諦めの魔法〜

宇宙にオーダーするには、より軽い素粒子じゃないと届かないと言いました。
1番軽いのは光の素粒子で人の内面でいうと希望です。希望の光が1番軽いのです。

そして、人の内面で1番重いのは期待です。
恐怖や不安よりも期待の方が重いのです。

よく、肩の荷が降りたという言葉を使いますが、それは期待の重みが肩にのしかかっているからなのです。

人から期待されると、期待に応えようと荷が重くなるのです。

ですから、宇宙にオーダーするときに期待してしまうと、絶対にオーダーは届かないのです。

この本を読む時にも、何かを期待して読むと答えは見つからないままになります。
何気なく読んでいると、ふとした瞬間に、ハッと気がつきます。
その気がついたことが答えです。

絶対的な答えなど、この世の中には一つもありません。
あなたがハッと気がついたのならそれがあなたの答えなのです。
しかし、それは他人には通用しないので、下手に教えようとしないでくださいね。
それは、あなただけの答えなのです。

話を元に戻すと、この1番重い期待にどう対処したらよいのかをお話します。

人は誰でも、期待してしまうものです。
例えば、占い師に

「今年は素晴らしいパートナーに出会いますよ」

と言われると、それを期待してしまいます。
そしてどこにいるんだろうと常に探し回ってしまいます。

そうなると、あなたは期待のパラレルワールドへシフトしてしまうのです。
期待のパラレルワールドとは、常に期待する世界です。
そこは、期待するための世界ですので、その期待通りにはなりません。
期待通りになったら、期待が無くなってしまうからです。

期待が続くためには、期待通りにならない必要があるのです。

叶う世界では期待しなくても勝手に叶います。
しかし、叶えたい世界では、叶えたいという気持ちが大きいので期待してしまうのです。

つまり、期待のパラレルワールドとは、叶えたい世界であり、叶えたい世界では、叶えたいという状況を維持するために叶わないようになっているのです。

このような話をすると、あなたはすぐに、期待をなくそうとするかもしれません。
あるいは、期待しないように努力するかもしれません。

しかし、期待しないように努力するのは、期待しなければ叶うと期待しているからではないでしょうか?

そんな事をしてもムダですので、諦めましょう。

「えっ?何ですと?」

と思いましたか?

実はそれが答えです。
つまり、期待したということは重たい素粒子になっていますので宇宙に届くことはありません。
ですから、期待していると気づいた時点で諦めましょう。

実は、この諦めるというのは魔法なのです。
諦めた途端に奇跡が起こったりするのです。
しかし、奇跡を起こすために諦めようとしても意味がありません。
本気で諦めた時に奇跡は起こるのです。

テレビに出てくる有名な音楽家が話していました。
どんなに頑張っても、治療をしても子供ができなかったので、諦めたそうです。

子供は諦めて夫婦2人で人生を楽しもうと思い、稼いだお金を全部使ったそうです。

すると、絶対に無理だと諦めていた子供ができたのだそうです。

2人は本気で諦めていたので、子供のための貯金も全て使い果たしてしまったため、慌てて養育費を稼いだそうです。

その時、内面の素粒子はどうなっているのか解説します。

2人は子供が欲しいと思っていました。
そして、それを期待していたので重くなったのです。

しかし、どんなに頑張ってもできないので諦めました。
その時に、期待という素粒子が消えてなくなり残ったのは希望の素粒子だけになったので軽くなって宇宙に届いたのです。

「子供ができたらいいなぁ」

という軽い素粒子のままだったらすんなり宇宙に届いたかもしれませんが、それを期待する事でその希望の素粒子のオモリとなっていたのです。

しかし、諦めた事で期待のオモリが消えてなくなり、軽くなった希望の素粒子が宇宙に届いたのです。

人は何か希望を見つけると、すぐにそれを期待してオモリをつけてしまうクセがあるのです。
クセとは無意識のうちに行ってしまうので、意識で期待しないようにしようとしてもすでに期待してしまっているのです。

ですから、期待しないようにするのではなく、期待に気づいたら、諦めるしかないのです。

「期待とは裏切るもの」

と覚えておきましょう。

そして、それを受け入れるのなら、対処のしようもあります。
まず、期待していることを認めることです。
次に、期待したってことは期待通りにはならないのだという事実を受け入れて諦めましょう。

本当はこれが答えなのですが、難しい人もいるのではないでしょうか?
諦めよう諦めようとしても、簡単に諦めきれないのが期待なのです。

ですから、まずはここから諦めましょう。
つまり、諦めきれないと諦めるのです。

期待しないようにするのは難しいのです。
ですから、期待しないようにしようとするのではなく、逆に意識的に期待しましょう。

どういうことかと言いますと、無意識に期待していることに気づいたら、それを無くそうとするのではなく、意識的に期待するのです。
そして、どうせならもっと期待を膨らませましょう。

例えば、あのマンションに住みたいなぁと思ったとします。
何気なく思って忘れたならいいのですが、無意識に期待してしまいます。

「本当に住みたいなぁ」

と期待していることに気がついたらチャンスです。

「どうせなら、もっと高級のタワマンがいいなぁ、どうせならタワマンの最上階がいいなぁ、どうせなら、そこにマッチする高級のソファも欲しいなぁ」

と、ドンドン妄想を膨らませて意識的に期待するのです。

すると、期待通りにはならないかもしれませんが、喜びの素粒子が宇宙に届きます。
その素粒子と共振共鳴するパラレルワールドにシフトするのです。

実はここが重要なのです。
期待通りになる事が自分の喜びと思っているかもしれませんが、喜びは別にあるのかもしれません。

たまに現れる天使に尋ねたことがあります。

「天使も期待するの?」

「そんなもんするわけないやろ、望んだことは必ずそうなるんやから」

「でも、そうならんこともあるやろ」

「それは、もっといいのがくるゆうことやから、喜んどるよ」

との事です。
人はせっかちなので、今来ないとガッカリしてしまう生き物なのです。

天使には希望しかないので、気長に待てば待つほど喜びが大きくなっていくみたいです。

たしかに、天使はいつも、上手くいかなかったときに

「てことは!」

と喜んでいます。
だから天使は軽いのでしょうね。

ま、話はそれましたが、つまり天使のように常にフワフワとした軽い希望の素粒子を出す事ができたなら、喜びのパラレルワールドへとシフトできるのです。

そこに目を向けましょう。
期待の素粒子は重いから宇宙に届かないというと、その期待を無くそうとしてしまうのが、地球人のクセなのです。

そんな事をするのではなく、どうせならその期待を利用して、誇大な妄想をすることで喜びの素粒子を作り出すことで、パラレルシフトしましょう。

これが諦めの魔法です。

「人生、諦めが肝心」

という言葉を残した先人は、もしかしたらここまで深いことを言っていたのかもしれませんよ。

人生を諦めるのではなく、期待通りの人生にしたいという、我欲を諦めましょう。

はやく諦めた方が、身のためのよぉ

〜真夜中の訪問者〜





〜光と闇の仁義なき闘い〜

人は悩みがあると、その悩み無くすために何とかしようとしてしまいます。

何とかしようとするのは、悩みがあるという前提です。
すると、悩みがある世界へシフトしてしまうのです。

「えっ?悩みがあるなら何とかした方がいいのではないですか?」

と思いますよね。
しかし、悩みとは幻なのです。
それは、その悩みの対象が原因なのではなく、あなたが悩んでいるのです。
悩まなければ、それは悩みになりません。

あなた「が」悩んでいるのです。

「そんな事ないですよ、誰でも悩みますよ」

と思うかもしれませんが、同じ現象が起こっても悩まない人も世の中にはいるのです。
しかし、それを悩む人だけに悩みが存在するのです。

・お金の問題
・病気の問題
・人間関係の問題
・夫婦の問題
・就職の問題
・進学の問題
・子育ての問題
・親の介護の問題

などなど、生きていればいくらでも問題が発生します。
しかし、それは対処する問題であり悩む問題ではないのです。

悩んで問題が解決するのなら、いくらでも悩んだ方がいいと思いますが、解決するために悩んでいるのではなく、その現象に対して悩んでいるのではないでしょうか?
 
「お金が無い、どうしよう」
「病気になったらどうしよう」
「人間関係が上手くいかない、どうしよう」
「子育てが難しい、どうしよう」

常に「どうしよう」と思って悩んでいませんか?
それは悩む問題ではなく、解決する問題ではないでしょうか?
本当に切羽詰まった状態なら、悩んでいる暇はありません。

今から10年前の47歳の時、僕は財布に残高が800円という時がありました。
当時、移動販売車でコーヒーを売り歩いていました。

その日の日銭で生活するというギリギリの暮らしでした。
ある時、全然コーヒーが売れなくなり、ひっ迫していました。
そしてついに、財布の残高が800円

当時はカードも作れなかったので、現金のみが頼りでした。
ガソリンも食事もお金がかかります。

47歳のいいおっさんが、貯金もなく、カードもなく、全財産が800円
この状況で思わず笑ってしまいました。
落ちるところまで落ちたなと思いました。
しかし、現実に誰も頼ることはできない状況でしたので、悩んでいる暇はありませんでした。
車のガソリンは、まだ半分以下になったばかりでした。

「あと3日は大丈夫!」

「800円あれば、タバコが2個買える!」

僕はその状況を冷静に把握し、すぐに電話をしました。

「すみません、急なんですが来週の月曜日からまた働くことはできませんか?」

以前に働いていた、日雇いバイトでした。
そこは、半分は日払いでくれるので何とかしのげると思ったのです。

しかし、その直後に奇跡が起こりました。
(ここでは詳しくは書きません。)

ここでは、奇跡が起こった話ではなく、悩みの話をします。
切羽詰まると悩む暇がありません。
つまり、悩むというのはまだゆとりがあると言う事です。

極論ですが、「悩むゆとりがある」ということに感謝なのです。

しかし人は常に悩みと闘っているのです。

悩みを解決しようとするのは、闇を無くそうと闘っているようなものなのです。
闇があるのではなく、光がないだけなのです。
悩みとは、光がないだけなのです。

光とは希望のことです。
つまり、悩みがあるのではなく、希望がないだけなのです。
希望があれば悩みは存在しません。

暗い部屋でも照明をつければ闇はなくなるのとおなじです。

悩みとは暗い部屋なだけで、希望という照明をつければ悩みはなくなるのです。

しかし、人はその悩みが存在すると思っているので、存在するのと同じ影響を受けるのです。

悩みとは、ただの事実にその人が悩んでいるだけでです。

ブルース・リーは、格闘技で相手に不意打ちをくらい、腰を骨折してしまいました。
その怪我は致命的で、医者からは一生歩けないと宣告されました。

しかし、彼はその怪我を悩んだのではなく、中国のカンフーを世界に広めるという希望だけで動いていました。

寝たきりのベッドの上でも、自分が主演の映画のシナリオを書いていました。

しばらくすると、奇跡的に歩けるようになりました。
彼はアクションの振り付けを考え実践しますが、歩けるようになっただけで奇跡ですので、カンフーなんてとてもできませんでした。

しかし、彼は悩みませんでした。
頭には映画のことしかありませんでした。
映画になれば、中国のカンフーが世界に広まるという希望しか見ていなかったのです。

そして見事に復帰し、カンフーの大会でも見事に復活したのでした。

彼にとって、中国のカンフーを世界に広めるという希望だけが大きくて、その他のアクシデントはただの小さな出来事でしかなかったのです。

もしも彼に大きな希望がなかったら、一生落ち込んで、生涯寝たきりの人生で終わったかもしれません。

希望という光があまりにも大きすぎて、闇がすきいる間がなかったのです。

しかし、世の中の多くの人は、希望という光がないので、ちょっとしたことでもすぐに悩んで闇になってしまうのです。
明かりをつけないで闇を無くす方法はありません。

悩みを解決したいなら、なおさら希望の光で照らすしかないのです。

とはいえ、現実的に希望を持てと言われても難しいのではないですか?
僕は元々、夢も希望もない世界で生きていました。

そんな時に希望と言われても、簡単に見つかるものではありませんでした。
夢に向かって活動している人を見ると、とても羨ましいのですが、夢は持とうと思って持てるものではありません。

ですから、悩みを消すために希望を持てといっても、簡単ではないことは分かります。

しかし、この仕組みが分かれば、むやみに闇と闘うように悩みを無くそうとするのはできないということだけは理解できるのではないでしょうか?

「じゃぁ、どうすればいいのさ!」

と思っている方もいるでしょう。
僕もずっと思っていました。
だからこの本を書いているのです。

まず、希望がないなら悩みを解決できないと諦めましょう。
悩みは解決しなくていいのです。
できない事を考えるのではなく、できることを考えましょう。

悩みを解決しようとすると、悩みを解決する世界へとシフトします。
悩みを解決する世界とは、悩みがある世界です。

悩みは解決しなくていいので、先にパラレルシフトしてしまいましょう。
それが僕の持論です。

悩みがあってもいいけど、最高のバージョンの世界にシフトできたらいいなぁ

と思えませんか?

「いや、どうしても悩みを解決してからパラレルシフトしたい」

というのならば、僕は何も言えませんのでお好きなようしてください。

ここでは、僕が経験したことを参考にしてもらいたいと思って書いています。
僕は悩みが解決しないまま、最高のバージョンの世界へとシフトしました。

つまり、僕の悩みの種は無くなっていません。
それは、支払いに追われるという生活です。

しかし、大きく変わったことがあります。

僕は昔からギリギリのラインで自転車操業のような人生を歩んできました。
そして今も…

しかし、昔と比べると、自転車の大きさが違うのです。

昔は可愛いい3輪車のような自転車操業でした。
毎月の生活費、5万円を必死で回していたのです。

今はその10倍以上の大きな自転車になっています。
しかし、生活は昔の100倍楽しくなっています。

「なんでいつまでも自転車操業なんだろう」

と悩むこともできますが、僕にとって悩みよりも感謝の方が大きいのです。
昔の10倍も回せるようになっているって凄くないですか?

世の中の経営者なんて、その1,000倍もの自転車操業じゃないですか?
僕はまだまだですが、もっともっと、億単位で回せるようになったらいいなぁと思っています。

まぁ、別に自転車じゃなくて、余裕で回せるようになった方がいいなぁ、と最近気づいたので、進路を変更中ですが、これも一つのネタとして良かったなぁと思っています。

人生は悩みを解決するためにあるのではありません。幸せや喜びを沢山経験するためにあるのです。

悩みを解決しても何のポイントにはなりませんが、喜びを一つ経験するとポイントになるのです。

ポイントとは、人生の糧です。
人生はこのポイントを貯めることが目的なのです。

もっと真剣に人生を過ごしませんか?
真剣にというのは、真剣に楽しむということです。

ほとんどの人は、真剣に楽しんでいるのではなく、深刻に悩んでいます。
だから、深刻劇場のような世界にシフトするのです。

真剣に楽しむと決めたら、楽しむ世界へとシフトします。

決めるか決めないかは、あなた次第です。

〜真夜中の訪問者〜






〜内面の真力〜

さて、こここらは今までの内容を踏まえた上で話を進めていきます。

今までは、どこかで聞いたような、似たような内容が多かったと思います。
引き寄せの法則を知っている人なら、同じ事だと思っているかもしれませんね。

しかし、決定的に引き寄せの法則と違う点があります。
それは、引き寄せないということです。
物理的に何かを引き寄せるのは不可能なのです。

それは、超能力を使って、物を自分の方へと引き寄せようとしているのと同じです。
そんな能力を訓練するよりも、自分が動いて掴んだ方が早いのです。

超能力に憧れるのは邪魔しませんが、目的が欲しい物を手に入れることなら、働いて貯金して物理的に購入した方が早いのです。

目的が、欲しい物を手に入れる事ではなくて、超能力を身につけることならば、引き寄せるのは何でもいいと言う事ですので、まずは簡単な事から訓練したらいいと思います。

しかし、僕が伝えている「宇宙のオーダーシステム」とは、自分が欲しい物をオーダーして引き寄せるためのシステムではありません。

自分が喜ぶ事をオーダーすることで、まるで宇宙が届けてくれたかのように、喜ぶ事が押し寄せてくるのですが、それは喜びを引き寄せた訳ではありません。

宇宙にオーダーすることで、自分が喜ぶ事が押し寄せてくる世界へとパラレルシフトするというのが、システムなのです。

ですから、自分の欲しい物を引き寄せる事ができる訳ではないのです。
もう一度言います。
何も引き寄せないのが、宇宙のオーダーシステムなのです。

これが理解できたなら、もの凄い事になるのですが、なかなか理解までは到達できないと思います。
なぜなら、まだ我々人類はパラレルシフトということに慣れていないからです。

頭では納得したとしても、日常に戻るとまた通常通りの無意識の習慣で考え、行動してしまいます。

これは、頭で完全に理解するのは不可能です。
感覚が違うからです。

「あぁ、本当にそうなんだ」

と、何度も経験することで身につくのです。

よく、世の中では、外側の現象は自分の内側の投影であると言われています。
何度も聞いた事がある言葉ではないでしょうか?

でも、あんまり実感がが湧かないのが実情ではないでしょうか?

それはどうしても、物理的な生の現実の方がリアルに感じてしまうので、内側の投影ではなく、自分とは関係なく現象が起こっているように感じられるからです。

ですから、経験した人がどんなに言葉を並べても、身をもって実感することはできないのです。

コーラを飲んだ事がない種族があるとして、その人たちにコーラを説明しても、誰も実感しないと思いませんか?

「シュワシュワしていて、甘くて、飲むとスッキリ爽快で、喉越しよい飲み物ですよ」

と巧みに説明しても、絶対に伝わらないと思いませんか?
そんな言葉を並べるよりも、実物を飲ませた方が早いのです。

この本で書かれていることは、コーラを飲んだ事がない人にこと細かく説明しているようなものです。
絶対に理解するのは不可能なのです。

つまり、ただ読むだけでは一生理解できないということです。
自分が感じるまで実践してみてくださいね。

僕は完全に上手くいっているわけではありません。
どんなに上手くいっていても、気が緩むとすぐに元に戻ってしまうのです。

どんなに内側の投影だと理解していても、どうしても外側の現象を何とかしようとしてしまいます。

特にお金のこととなると、すぐに外側の出来事に対する対処法を考え、悩んでしまうのです。

しかし、何度も経験すると

「あぁ、本当に内側次第なんだなぁ」

と、強く思うようになります。

本当に1秒で世界が変わるのです。

しかし、それを期待すると、また元の世界に戻ってしまいます。
毎秒ごとにパラレルシフトするので、かなり忙しいときもあります。

内側の投影というと、皆さんはすぐに自分がイメージした事が外側の現象として現れると思ってしまうのではないでしょうか?

頭はどうしても単純に考えてしまうからです。
しかし、内側の投影とは考えた事が投影されるわけではありません。

内側の素粒子が影響するのです。
喜びの素粒子が宇宙にオーダーされて、自分が喜ぶことが押し寄せてくる世界へとシフトするのです。

物理的に目の前の現象を変えようとすると何年もかかるかもしれませんが、パラレルシフトすると1秒で切り替わるのです。

しかし、その喜びは自分が考えた事とは限りません。
僕はタワマンに住めたらいいなぁという喜びを内側から放出していましたが、タワマンに住めたわけではありません。

タワマンに住めたらいいなぁというのは、喜びを放出するための手段です。
実際にパラレルシフトして押し寄せてきたのは、出版社から本を出版するという喜びでした。

人は本当の自分の喜びを知らないのです。
しかし、宇宙はあなたの喜びをあなた以上に知っていますので、あなたの考えが投影されるのではなくて、あなたの喜びが投影されるのです。

とはいえ、やはり現実的に考えるとどうしても信じられないかもしれませんね。
ですから、無理して信じる必要はありません。
無理して信じようとすると、信じることでパラレルシフト出来ると期待してしまうからです。

自分に正直に、疑いから入ってもいいのです。

「どうしても信じられない」

と思うなら信じなくてもいいのです。

「でも、本当にパラレルシフトできたら凄いなぁ」

と思えるなら凄い発展です。

もしも、本当にパラレルシフトできるのなら、あなたはどんな世界にシフトしたいですか?

これを考えることはとても有益なことです。
何度も言いますが、考えた事が投影される訳ではありません。
考える事で出る内側の喜びが外側の現象として現れるのです。

本当か嘘かを考えても永遠に分かることはありません。
やってみないと分からないからです。

タダでできることですので、やってみる価値はあると思います。

絶対にパラレルシフトできると信じてやるのではなく、そんなのは信じられないけど、試しにやってみよう。というような軽いノリの方がいいのです。
 
もしも、パラレルシフトするとしたら?

単純に今よりも良い世界の方がいいですよね。
どうせなら、最高のバージョンの方がいいと思いませんか?

あなたにとっての最高のバージョンとはどんな世界ですか?
考えきれるくらいの最高のバージョンの世界をイメージしてください。

できるだけ、あり得ないと思えるくらいの最高のバージョンをイメージした方が上手く行きやすいです。
なぜなら、絶対に無理だろと思うことなら期待になることは無いからです。

月に事務所を構えたいと思っても絶対に無理だと決まっているので期待になることはありません。
あまりにも馬鹿げた発想に笑いが出てきます。

それくらいふざけた方が何の期待もなく軽い素粒子になるのです。

次回は、日常的に活用する具体例を紹介します。

〜真夜中の訪問者〜






〜叶う世界と叶えたい世界〜

あなたのパラレルワールドの一つに、何でも叶う世界があります。
そして、何も叶わない世界もあります。
あなたはどの世界がいいですか?

叶う世界では、自分が何気なく思った事がドンドン叶う世界です。
しかし、叶わない世界では、どんなに叶えたいと思っても叶いません。

パラレルワールドには、いく種類もの世界がありますので、100%叶う世界もあれば、80%叶う世界もあります。
また、20%しか叶わない世界もあります。

ここでは、大まかに二つに分けて考えます。
叶う世界と叶えたい世界です。

叶う世界では、叶えたいと思わなくても何気なくいいなぁと思ったことがドンドン叶う世界です。

しかし、叶えたい世界では、いろんな叶えたい事が沢山あり、常に叶えたいと思っていますので、思った通り、叶えたいという状況が続く世界です。

叶えたいというのは、叶っていないと思っているので、思った通り、叶っていない現実が叶うのです。

叶う世界では、叶えたいと思わなくても叶うので、叶えたいとは思いません。

また、叶うとも思っていません。
ここが勘違いする要因なのですが、叶う世界では、叶うとも思っていないのです。
なぜなら叶うからです。

レストランでオーダーしても、わざわざその料理がくると思う必要はありません。
なぜなら100%くるからです。

宇宙にオーダーしたなら、間違いなく叶うので、叶うと思う必要もないのです。

叶う世界に住んでいる人は、宇宙のオーダーシステムを知らなくても自然と宇宙にオーダーしているので、次から次へと自分が喜ぶ出来事が押し寄せてくるのです。

叶えたい世界の人は常に夢や希望を探して求めています。
求めることで望みが叶うと勘違いしているのです。

夢を叶えたいと思っている人は、いつまでも夢を叶えたいという現実が続きます。
夢を叶えたいというオーダーが宇宙に届くからです。

世の中には、夢を叶えた人が沢山います。
その人たちは、夢に向かって精一杯に努力をしてきた人たちです。

夢を叶えたいと思ったから夢を叶える事ができたのではないか?

と思うかもしれませんが、その人たちは夢を叶えたいと思ったから夢を叶えたわけではありません。

えっ?

意味が分かりませんよね。

夢を叶えたいたから努力したんじゃないのか?

と思いますよね。
でもよく考えてください。
精一杯努力している人は、夢を叶えたいと思う暇もありません。

ただ、夢のために精一杯努力しているだけで、気がついたら夢が叶っているのです。

僕は本を出版するのが夢でしたが、叶えたいと思ったことはありません。
でも本を書くのが好きで、常に書き続けています。

そこに苦労はありません。
好きだから夢中になっているだけです。
精一杯に努力をするというのは、苦労して頑張ることではありません。

楽しいので無我夢中になってやっている状態のことです。

ある時、あまりにもハードな仕事で、朝早く出勤して、夜遅くまで残業して帰る日々が続いたことがあります。

暇ができたら書こうと思っていましたが、そんな暇ができませんでした。
でも、どうしても書きたい衝動が強くなった時に、僕は出勤の電車の中で吊り革を掴みながら、立ったまま本を書くことにしました。
ちなみに、僕は全ての本をスマホで書いているので、左手さえ空いていれば充分でした。

行きと帰りの電車の往復40分が僕が本を書く時間に変わりました。
それは苦労して書いたのではなく、楽しみを我慢できないので、ちょっとの隙間時間を利用して楽しんでいたのです。

努力とは苦労ではなく、楽しいことなのです。
精一杯努力するとは、精一杯に楽しむということなのです。
その精一杯に楽しむ事が無我夢中になります。

その状態で思ったことは必ず宇宙にオーダーされます。
僕は夢を叶えたいと思っていたわけではありません。

この本を読んだ人が喜んでくれたらいいなぁと何となく思っていただけです。

僕は常に、あなたの笑顔を思い浮かべて本を書いています。

ですから、出版社からオファーがきたときには、びっくりしました。
出版のために何の行動もしていなかったからです。

通常は、原稿をいろんな出版社に送ったり、あるいは、コンテストに投稿して受賞した人が出版に辿り着けるのですが、僕はそんな事をしていなかったからです。

出版社から出版できたらいいなぁという憧れはありましたが、出版したいという希望はありませんでした。

出版したいからいろんな本を書いていたのではなく、読む人の笑顔が見たいという思いで書いていただけです。

僕の中には2人の自分が存在します。
書く側の自分と読む側の自分です。
2人の対話を本に書いているようなものです。
それが楽しくて書き続けているのです。

この本も、自分との対話を書いているようなものです。
自分がもっと楽しい世界へとシフトしたくて、自分のために自分と対話しながら書いています。

すると、本当に奇跡が起こりました。
改めて自分で5次元脳を意識的に使う事で、書いた翌日に奇跡が起こったのです。

ですから、この本は僕が書きながら実践して、実体験をつづけながら、同時進行で書いています。

まさに、叶う世界へシフトした模様です。

どうやって叶う世界にシフトしたらいいのか?

なんて今更考えないでくださいね。
宇宙にオーダーしたらいいのです。

まさか、どうやって宇宙にオーダーしたらいいのかなんて、今更考えないでくださいね。
僕の話を聞いて、いいなぁ、と思ったらそれで終了です。
後は今日の晩御飯のことでも考えてくださいね。

最後にもう一度聞きます。

叶う世界と叶えたい世界
あなたはどちらが、いいなぁと思いますか?

これで、宇宙のオーダーシステム 前編を終了します。
何度も読み返してみてくださいね。
僕は実生活で迷いながらも、何度も自分で書いた事を読み返しました。
あぁそうだったと思い出しながら何度も自分の心の在り方を訂正しながら、実践して奇跡は起こりました。

後編では、僕が迷った時の具体的な切り返しについて書いて行こうと思います。

・不安になったときにどう対処すればいいか
・期待を打ち消すにはどうしたらよいか
・我欲に気がついたらどうしたらよいか
・無我になるための簡単な瞑想法

などなど、過去の経験も含めて参考になればいいなぁと思います。

〜真夜中の訪問者〜






〜5次元脳で考える〜

人は誰もが素晴らしい「脳」という機能を持っています。
この機能は、誰もが等しく持っているのです。
進化した宇宙人でも脳の機能は変わらないという人もいます。

機能自体は同じでも使い方が違うとまったく違う世界を創造してしまいます。

5次元脳とは、使い方のことです。
人はどうしても習慣になっている使い方をしてしまいます。

例えば何かの問題が発生した時には、その問題を何とかしようと考えてしまう習慣です。

「えっ?普通はそうじゃないですか?」

という声が聞こえてきそうですが、それくらい普通に当たり前だと思っているのです。

じゃ問題は無視すればいいのか?

そんな話ではありません。
問題があるのなら解決すればいいだけで、何とかしようと考えなくていいということです。

例えば、目の前で子供が転んで怪我をしたならば、何とかしようと考える前に起こしてあげて傷の手当てをするだけです。

ここで言いたいのは、目の前の出来事ではなく、これから起こるであろう事を予測して、何とかしなければと悩むクセのことです。

「地震がきたらどうしよう」

とか

「老後の生活をどうしよう」

とか、今目の前のことではない事でなやむことが必要ないことなのですが、どうしても不安に思ってしまうクセがあるのです。

その人間の性質を利用した商売が不安商法であり、一寸先は闇だからいざという時のためにというお決まりのパターンで保険を売るのです。

それでも不安の状態から脱する事ができるのなら、保険に入る事をお勧めします。
不安に思いながら何もしないと、致命的な出来事が起こるかもしれません。

不安というのは、人間に持たされた危険予知能力であり、命を守るために必要な特性なのです。

動物は本能的に地震を予知して避難行動をしますが、人間は鈍感なのでそこまで察知することはできません。

ですから常に不安対策を考えるクセがあるのですが、四六時中、不安を考えても意味がありません。

人間、死ぬ時は死にます。
地震に遭わなくても、事故にあったり病気になったり、何が起こるか分からないのです。
その分からないことを考えることで、内側から歪んだ波動を出すと、その歪んだ波動と共振共鳴する世界へとパラレルシフトしてしまうのです。

つまり、人は生きている限り不安を無くすことはできない生き物なのです。

それならば、不安は放っておきましょう。
不安があってもいいのです。
不安になっても、これが普通だと割り切りましょう。

今日は不安を無くすことではなく、それとは別に5次元脳の使い方を伝授します。
伝授といっても、大したことではありません。
ちょっと違う考え方をするだけです。

例えば、スポーツに例えると、最初から上手くできる人はいないので、それなりの練習をすると思います。

ある程度できるようになってきてから、壁にぶち当たったとします。
どうしても、上手くいかないので何度も練習しますが、なかなかできません。

そんな時に地球人のクセとして

「何が悪いんだろう」

と、ダメな所を探すクセがあるのです。
ダメな所を改善すれば良くなると思っているのですが、ダメな所を探し始めると、次から次へとダメな所が見つかり、それを改善するための練習が始まるのです。

「えっ?そうじゃないんですか?」

と思いますよね。
これが普通だと思い込んでいるので、それしかないと思ってしまうのです。

ここで、5次元脳の使い方を教えます。

上手くいかない原因と、上手くいく方法は別なのです。
上手くいかない原因を改善したからといって、上手くいくとは限りません。

例えば、腰の使い方が間違っていたとしましょう。
それは確かに上手くいかない原因ですので、改善した方がいいのですが、それが上手くいく方法ではないのです。
上手くいく方法は別にあるのです。

だとしとら、どうやったら上手くいくのかその方法を知りたいと思いませんか?

「どうやったら上手く行くんだろう」

と考えると、頭はいろんな情報からその答えを導き出します。
すると、答えが見つかるのか?
と思うかもしれませんが、そうではありません。

ちょっとまわりくどいですが、5次元脳を使うとその答えが見つかるという話がしたいのではありません。

5次元脳を使う事で、内面の素粒子が変わるという話をしているのです。

「何で上手くいかないんだろう」

と悩んでいる時には非常に重たい素粒子になっています。
しかし、

「どうやったら上手く行くんだろう」

と考える事で素粒子が軽くなるのです。

「もしかしたら、これかも」

と何かに閃いて、それをやる時は上手く行くかもしれないというワクワクになり素粒子が軽くなるのです。

ダメな所を探すよりも、上手く行くことを考える方が気持ちが軽くなるのです。

人は無意識のうちにダメな原因を探すクセがあります。
これは習慣になっているので、簡単には変わりません。
でも、習慣は変えられるのです。

ダメな所を探していることに気づいたら、意識的に上手く行く方法を考えればいいのです。

「何でいつまでも暮らしが豊かにならないんだろう?」

と悩み、霊能者のところへ行ってその原因を追求しても、それで豊かになるわけではありません。

そんな自分に気づいたら

「どうやったらもっと豊かになるんだろう」

と考える習慣を身につけるのです。

「なんでパートナーが見つからないんだろう?」

「なんでいい仕事が見つからないんだろう?」

「なんで病気ばかりするんだろう?」

「なんで他人と上手くコミニュケーションを取れないんだろう?」

「なんでお金に苦しむんだろう?」

この「なんで」と思ったら、それをひっくり返すのです。

「どうやったらパートナーが見つかるんだろう?」

「どうやったらいい仕事が見つかるんだろう?」

「どうやったらもっと健康になるんだろう?」

「どうやったら、他人と楽しくコミニュケーションできるのだろう?」

「どうやったら、お金に恵まれるんだろう?」

頭というのは優れたコンピュータですので、一度指示を出すと、常にその事を考えるように働きます。

意識的にそのコンピュータに指示を出すことが、5次元脳の使い方なのです。

すると、その素粒子は松果体へと流れます。
松果体とは、異世界を見るための目なのです。

その目で見た世界へと、人はパラレルシフトするのです。
上手くいかない原因を探していると、上手くいかない世界を見るので、上手くいかない世界へとシフトするのです。

ですから、5次元脳で切り替えて上手くいく世界を見ることが、上手くいく世界へとシフトするコツなのです。

そして、上手く行く世界が見えたなら

「それ、いいなぁ」

と思うだけで、宇宙にオーダーされパラレルシフトするのです。

ここが一番のポイントです。

「それ、いいなぁ」

と思ったら終了です。

それ以上は何も考えないでください。
その事から離れて、晩御飯のことでも考えましょう。

ワクワクするために、いろんなイメージをしようとしなくていいのです。

別の何かに目を逸らし、目の前のやるべき事に、例えば皿洗いや洗濯など日常の仕事に集中していると、宇宙はスムーズに料理を作って提供してくれるのです。

早ければ1分後に、どこからか電話が入り悩みを打開するような情報が得られるかもしれません。

僕はよくその経験をします。
月末の支払いの事を考えて悩んだときに、

「払えなかったらどうしよう」

という不安を持った時に気づいて

「どうやったら上手く乗り切れるかなぁ、安心して月末を迎えられたらいいなぁ」

と思い、とにかくその時できること、チラシを配りに行きます。
チラシを配っていると、各家のポストばかりを探しているので、支払いのことは頭から消えています。

すると、全く関係ない所から仕事の依頼の電話が入るのです。

これは本当に不思議です。
仕事の電話が来ないかなぁと期待している時には全く来ませんが、5次元脳に切り替えて、今できる事をやっていると、必ず電話が鳴るのです。

悩みを何とかしようとする世界から、5次元脳に切り替えると、わずか1時間でなんとかなる世界へとパラレルシフトするのです。

物理的に考えると、チラシ配りをしなくても1時間後に電話がきたんじゃないの?と考えるかもしれませんが、僕はそうではないと思っています。

悶々としているときは、何時間待っても、何日待っても電話がきませんが、気持ちを切り替えた途端に電話が鳴るのは偶然ではないと思います。

これは、面白いので自分で試して経験してみてください。

潜在意識を切り替えるのは不可能ですが、自分の意識を切り替えるのは、いつでも可能なのです。

この本を読んで、屁理屈てきに考えるよりも、とにかく自分なりのやり方でやって見る方が分かると思います。

やるかやらないかは、あなた次第です。

〜真夜中の訪問者〜