【宇宙のオーダーシステム18】

〜無我の瞑想法〜
前回は、万が一、最悪の状況に追い込まれた場合の話をしましたが、わざわざそうなってから好転させる必要はありません。
そうならなくても、静寂な心になる事ができれば、それにこしたことはないのです。
ではどうやったら静寂な心になれるのか?
それはズバリ瞑想です。
世の中では、瞑想やヨガが流行っていますが、それが宇宙のオーダーシステムに繋がるとは誰も思っていません。
心や体を整えるために、ヨガや瞑想をすることでリフレッシュするのが目的のようなものになっています。
僕は今まで、そんな事には興味ありませんでした。
そんな事よりも、いかに稼ぐかということだけに目を向けていたからです。
しかし、宇宙のオーダーシステムを書いているうちに、瞑想こそ究極の答えだ気づきました。
成功している人は毎朝の瞑想をかかさないという話はよく聞くことですが、瞑想したからと言って成功できるわけではありません。
その人達は、瞑想したから成功したのではなく、成功したから、瞑想しているのです。
ビジネスで成功すると、それにともにいろんなプレッシャーがかかり、ストレスが大きくなるのです。
せっかく成功してお金を手にしても、ビジネスに多くの時間を取られてストレスになり、幸せを感じていない成功者は少なくありません。
それでリタイアする人もいるのです。
しかし、あまりにも大きくなり過ぎるとそれさえも許されない経営者もいます。
世界を揺るがすような大企業のトップになると、自分のストレスのために簡単に辞めることはできないのです。
円満に辞めるのはなかなか難しいのです。
そういう人達にとって、瞑想は欠かせません。
毎日瞑想することで、常に心をリセットすることで平常心を保っているのです。
そこまでいったなら、確かに瞑想は大切だと思いますが、今の自分には必要ないと思っていました。しかしその瞑想こそが究極の答えだと気づいてしまいまったのです。
ですから、世間で流行っている瞑想ではなく、宇宙にオーダーするための瞑想を編み出しました。
といっても、特別な瞑想ではなく、普通に誰でも簡単にできる瞑想です。
実は、過去に気づいた瞑想なのですが、その時にはただ、瞑想するのが目的でした。
その瞑想法を宇宙と繋がるための瞑想ということでやる事で、宇宙と繋がる瞑想になるのです。
もし、自分なりに瞑想をやっている人は、その瞑想で宇宙と繋がればいいのです。
どれが一番いいのかというのはありません。
どんな瞑想でも、自分に合っていればその瞑想が一番なのです。
多くの人が瞑想していても、その目的が違うので、瞑想したら宇宙と繋がるというわけではありません。
しかし、宇宙に繋がるのが目的で瞑想をしたならば、その瞑想は宇宙と繋がる瞑想になるのです。
ではどうやったら宇宙と繋がる瞑想になるのか?
それは、この本で書かれている宇宙のオーダーシステムを理解した上で、ただ瞑想すればいいだけなのです。
この本を読んでいる皆さんは、何も考える必要はありません。
日々自分なりの瞑想をするだけで、宇宙と繋がります。
僕は正式に瞑想を習ったことはないので、独自のオリジナルの瞑想で、静寂な心に至る事ができました。
もし、瞑想をした事がない人はこの機会に瞑想を始めましょう。
ちなみに僕は瞑想の知識はないので、正式に瞑想の事を知っている方は、どうか優しく見守ってくださいね。
では、僕の瞑想法を公開します。
時間帯は人それぞれですので、自分の好きな時間にやってみてくださいね。
成功者は、朝の瞑想を欠かせないと聞いた事がありますが、僕は寝る前にやっています。
寝る前に瞑想をすると、大抵はそのまま寝てしまいます。
瞑想が目的の時は、寝てしまうので上手くいかないと思っていました。
しかし、目的が静寂な心になって宇宙と繋がることなら、そのまま寝てしまっていいのです。
というよりも、そのまま寝てしまった方がより深く宇宙と繋がることができるのです。
つまり世間で言われているような瞑想状態になるのが目的ではなく、静寂な心になる事で宇宙と繋がるのが目的ですので、ちゃんとした瞑想状態になっても、そのまま寝てしまっても問題ないのです。
しかし、睡眠障害の人にはテキメンかもしれませんね。
瞑想しようと思ったら、寝てしまうのですから…
それでは、その瞑想はどうするのか?
まず、ベッドに仰向けの状態で寝ます。
そして、静かに目を閉じて、周囲の音に耳を傾けます。
更に、鼻で臭いを感じ取ろうとします。
そして、肌の感覚を意識します。
つまり、五感の全てを感じ取ろうと集中するのです。
同時に五感を感じようとするのは、難しいかもしれませんが、とにかく集中するのです。
外から聞こえる車の音
冷蔵庫の電子音
風の音
エアコンの音
ありとあらゆる外側の音に耳を傾けるのです。
そして同時にどんな香りがするのか、嗅ぐようにします。
布団の臭い
アロマの香り
料理の後の臭い
そして、毛布に触れている腕や足の感覚に意識を向けます。
目を閉じているので何も見えないかもしれませんが、その暗闇を見ようと意識します。
そして、口の中には意識を向けて味を感じようとします。
歯磨きをした後では何も味がしないかもしれませんが、それでも味を感じようとうするだけでいいのです。
この五感を同時に感じようとすると、かなり忙しく感じるかもしれませんが、それでいいのです。
五感を感じることができるかどうかが大事なのではなく、感じようとすることが大切なのです。
するとどうなるのか?
外側に意識を向けることで、内側の騒がしさがなくなるのです。
よく、瞑想では無になることが大事なことだと聞きますが、瞑想に慣れていない人が無になるのは極めて難しいことです。
やったことがある人はわかると思いますが、頭は常に騒がしいので、とても無になることはできないのです。
「無になろう」
と思った瞬間から無に囚われてしまうのです。
「あ、しまった無になろうと思ったのに、ついつい明日の事を考えてしまった」
と思った瞬間に頭は騒がしくなります。
「よし、今度こそ無になろう」
一瞬、無になったと思ったら
「よしよし、この調子」
と頭の中で喋ってしまいます。
「違う違う、喋っちゃダメ」
と思っても
「どうやったら上手く無になれるんだろう」
と考えてしまい
「違う違う、考えちゃだめ」
と1人ボケツッコミがはじまるのです。
とにかく、頭は騒がしいのです。
「外の音がうるさくて眠れない」
という人がいますが、それは外の音がうるさいから眠れないのではなく、外の音に反応して頭が騒がしくなるから眠れないのです。
ちょっとした音で眠れないという人は
「なんだあの音は、眠れないじゃないか」
と頭が騒ぎ始めるので眠れなくなるのです。
頭はドンドンとエスカレートして考えを巡らせるからです。
「犬の鳴き声がうるさくて眠れない」
というのは、犬の鳴き声がうるさいから眠れないのではなく、犬に関して頭が騒ぐので眠れなくなるのです。
「そういえば、昔隣の犬はよく吠えたな」
という事を思い出し
「そういえばそこの飼い主は、変な人でいつも普通に犬と話をしていたなぁ」
「世の中にはたんぽぽと話ができる人がいるくらいだから、犬と喋れる人がいるかもしれんなぁ」
「たんぽぽといえば…」
と、どんどん連鎖反応で次から次へと話がリレーして頭が騒がしくなり眠れなくなるのです。
ところが外側に意識を向けると、頭の中の騒がしさがなくなるのです。
外側の音や香りに目を向けると騒がしい気がしますが、そこに意識を向ける事で頭が何も考え無くなり、静寂が訪れるのです。
外側に意識を向けると、内側は静かになるという単純な瞑想です。
何も考えないようにしようとすると難しいですが、積極的に五感を感じようとすることで、頭は考える暇がなくなるのです。
頭が静かになることで、無我になるのです。
これが無我の瞑想法です。
瞑想を始める前に、今までの内容にもう一度目を通してくださいね。
もしそれができるようになったら、究極の瞑想へと進む事ができます。
次回は究極の瞑想を伝授します。