琉球スピリット(わたしは王の著者)

Amazonで3ヶ月連続 独占1位を記録した。 『わたしは王』(ヒカルランド出版)の著者 金城光夫のブログです。 沖縄のユタや神人(カミンチュ)と深い繋がりがあり、30年前から精神世界に目覚めました。 2018年の10月に『わたしは王』を出版し、全国から呼ばれてセミナーや講演会、個人セッションで出張するようになりました。 現在は石垣島に移住し、新しいコミニティーの基礎作りをしています。


【宇宙のオーダーシステム17】

【宇宙のオーダーシステム17】

〜虫の息で生きる〜

『どうしようもなく追い込まれた時の対処法』

人生は生きているといろんな事が起こります。
時には声を出して喜ぶほど嬉しいこともあれば、時には大声で叫びたくなるくらい悔しいこともあります。

そして、声も出せないくらい悲しいことや、泣きたくなるくらい淋しいこともあります。

とてもショックな事があると、部屋に閉じこもって誰とも会いたくないこともあるでしょう。

そんな時にこんな本を読んでも無駄です。
落ち込んでいる時に無理やり気持ちを盛り上げようとすると、反作用の力に引っ張られるのです。

嘘のポジティブシンキングや、アファメーションなど何の役にも立ちません。

落ち込まないようにしようとすること自体が苦しみを大きくするのです。

気持ちが落ち込んでいる時は、とことん落ち込む事がオススメです。

人間なんだから、落ち込んでもいいんです。
憂鬱になってもいいんです。
気持ちが暗くてもいいんです。

人生、何をやってもダメな時はダメなんです。
それを何とかしようとしないで、ダメな自分を認めましょう。

ダメな自分をダメ出しするのは、赤の他人をダメ出しして、貶める行為と何ら変わりません。
ダメな自分をいかに愛せるか? 
それが自愛です。

自分を甘やかす事が自愛なのではありません。
とことん努力して、それでもダメだった場合、よく頑張ったと自分を慰めるのが自愛ではありません。

自分はダメなんだと認めてください。
そう、誰かのせい、何かのせいではなく、自分のせいなのです。

人はそれを認めることが極めて困難なようです。
自分は悪くない 
自分のせいではない
と思いたいのは分かりますが、それでは何も変わりません。

最低、最悪な自分を認めてその自分を愛する事が本当の自愛です。

最低、最悪な自分を愛する事ができたなら、最高、最善の自分と出会うことができるのです。

人は誰でも陰と陽の部分を持っています。
陰だけの人や陽だけの人はいないのです。
自分の陽だけを愛するのが自愛ではなく、全てを愛するのが自愛です。

根っこがない大木はありません。
その大きさに見合った根っこがあるのです。
偉大な人になればなるほど、人には見えない陰の部分があるのです。

その陰の部分を他人に見せる必要はありませんが、自分が目を背けてはいけません。
しっかりとその部分を見つめ、ダメなものはダメだと認めたうえで、そんな自分でも愛することができたなら、それで世界が変わります。

とはいえ、気持ちが沈んでいるときには、こんな言葉が耳に入らないでしょう。

それでいいんです。
気にしないでください。

本当は、落ち込んでいる時には何も考えなくていいんです。

静かに部屋の奥に閉じこもって、引き篭もりましょう。

何も考えず、何もやらずに、ただただ、虫の息で生きましょう。

僕はこんな本を書いている手前、絶対に上手く行かせようと、あの手この手で挽回しようと躍起になっていました。

しかし、状況はどんどん悪化していき支払いが困難になりました。

ダメな時は何をやってもダメなんだなと、かなり気落ちしましたが、それでも自分が書いた事を信じて何とか乗り切ろうと思っていました。

すると内面の素粒子は、どんどん重い素粒子になってしまうのは分かっていても、どうしてももがいてしまうのです。

完全にお手上げでした。
今までいくつもの困難を乗り越えてきたのですが、お手上げで降参するしかなくなったのです。

自暴自棄になり、何もかも嫌になりました。

「神様なんかいない」

そう思いました。
神棚にある三面大黒天を燃やそうとさえ思いました。
そして、自分が書いたことさえどうでもよくなり、全て削除しようかと思うくらい嫌気がさしていました。

「宇宙にお任せしても無駄じゃないか」

自分で書いた本にさえ怒りが込み上げてきました。

そして、自暴自棄にならないようしようとする抵抗力も無くなり、

「ク◯がー!」

と、トイレで叫びました。

その後、脱力感とともに鬱のような状態で過ごしました。
そんな時は、誰のアドバイスも聞きたくないし、何も読みたくありません。

1人で静かに、虫の息で生きるしかないのです。

人生の全てを放棄して、静かに眠ろうと思いました。

すると、昔気づいた感覚が蘇ってきました。

何も考えなければ、心は平和なのです。
無条件で幸せなのです。

その心に目を向けると、幸せな感覚になれます。

外側の状況は最悪でも、今、この瞬間、ここにいる自分は幸せなのです。

明日は支払いができなくて、破産するしかないという状況でしたが、今、ここ、は幸せな心があるのです。

この、今、ここ、に目を向ければ無条件で幸せです。
しかし、明日の事を考えると地獄です。

一瞬でも、今、その瞬間、全ての思考から解放され、全ての人生を放棄できたなら、幸せな心だけが残るのです。

昔はそれだけで大きな喜びへと変化したのですが、今回、同じ体験をしてもっと深い意味に気がつきました。
 
静寂な心は、宇宙と繋がるのです。
それが意味する事はとても大きいのです。

なぜなら、宇宙のオーダーシステムの中で1番大切な核となるからです。

今までは意図的に、自分の意思で宇宙にオーダーすることを書いてきました。
人間の心理は複雑ですので、その心理をいかにコントロールするかという点に焦点を置いていました。

しかし、静寂な心になることで、宇宙と共鳴し宇宙の流れに乗ることができるのです。
宇宙は、愛と平和の波動です。
ですから、愛と平和にしか向かわないのです。

ですが、人間の頭がそれを邪魔しているのです。それで、波動が歪み、歪んだ波動が宇宙へとオーダーされて、歪んだ現実が起こるのです。

心が静寂になることで、宇宙の波動と共鳴し、愛と平和のオーダーが宇宙に届きます。
つまり、意識的に宇宙にオーダーしなくても、勝手に愛と平和のオーダーが宇宙に届き、無意識のうちに宇宙にお任せになっているのです。

無意識にオーダーし、無意識にお任せすることで、全自動で愛と調和の現象が押し寄せてくる、最高のシステムです。

これはあくまでも僕の体験談です。
できるならば、そこまで落ちない方がいいにこしたことはありませんが、万が一最悪な状況に追い込まれた時にはぜひ思い出してくださいね。

それで、いいのだ!

〜真夜中の訪問者〜




この記事へのコメント
カンさん
いつもコメントありがとうございます。
Posted by みつおみつお at 2025年05月15日 18:34
いつもありがとうございます。
Posted by カン at 2025年05月15日 08:28
いつもありがとうございます。
Posted by カン at 2025年05月15日 08:27
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。